侍ジャパンの巨人・大勢が初日からブルペン入りで“ガチ”調整[2023/02/01 21:30]

巨人は春季キャンプ初日の1日、練習前に宮崎市内の青島神社へ参拝しました。

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の侍ジャパンに選出されている大勢選手は、
「今年は一年良い年にしたいという気持ちで一杯です。(WBC)メンバーも人も凄いですし、盛り上がることは間違いないので、観ている人をワクワクさせられるような、任された仕事をしっかり果たせるようなピッチングが出来たらいいなと思います」と意気込みました。
「#大勢はガチ」という、大勢選手が好投を見せた時にトレンドになるハッシュタグにちなみ「ガチで期待してもいい?」と問われ、「ガチでお願いします!(笑)」と笑顔を見せました。

その後球場に移動し、いよいよ初日の練習がスタート。大勢選手はまずキャッチボールで戸郷翔征選手とペアを組むと、WBC球を使いコンディションや身体の動きを確かめるように投げ込みました。
そしてブルペンに入ると、WBC球で20球のピッチング。「しっくり来ている球もあるんですけど、ちょっとまだ使いこなせてない。ストレートが少しカット気味になる」と、まだまだ向上の余地があるとし、「(ボールは)まとまっていたと思うけど、自分の思った出力で上手くかみ合ってないという感じがする。もっと身体を使って自分のリリースポイントでバシッと投げられるようにしたい」と今後の調整に向けた課題を語りました。

また、大勢のブルペンを後ろから見守った原辰徳監督は、「準備がしっかりできている中で今日を迎えたと思いますので、徐々に上げていくでしょうし、WBC球にも慣れた状態で、力むことなく侍ジャパンに臨んでもらえればと思います」と期待を込めました。

その後の陸上競技場を使ったインターバル走ではしっかり身体を追い込み苦悶の表情。走り終えると倒れ込む場面もありました。
WBC球でのブルペン入りに、身体もしっかり追い込んだ大勢選手。
侍ジャパンでの好投、そして巨人の王座奪還に向け、初日から“ガチ”な調整を見せました。

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