巨人、18歳から40歳まで日本人選手全員参加の早朝練習!気合いの1000スイングも![2023/02/02 21:35]

2日の早朝午前6時半、薄暗いうちから選手たちが続々と球場入り。
岡本和真選手は「はやっ。(メディア来るの)早過ぎでしょ」とツッコミを入れ、坂本勇人選手はフラッシュに眩しがる様子も。
まだ眠い目をこするような選手もいる中で、日本人選手全員参加での今キャンプ初『アーリーワーク』がスタートしました。
いざティーバッティングが始まってみると、早朝とは思えないハードな振り込み。黙々とボールを飛ばし続け、中には1000スイングをこなす選手もいました。

その後マシン打撃に移った選手たちは、練習の合間に、何やら紙をじっと見ています。
様子をのぞいてみると、1番から15番まで、15種類のケースバッティングのメニューが書かれ、「できなかったら1からやり直し」との文字が。
ホームベース上に紙を置き、打っては見て、打っては見ての繰り返し。失敗した選手はすかさず「はい、おかわり〜!」とやり直しを命じられ、悪戦苦闘する姿もありました。

打撃チーフコーチで、このアーリーワークの発案者でもある大久保博元コーチは、「原(辰徳)監督から全員でやろうじゃないかという声をいただいた」と説明しました。
さらに、「マッチ(松田宣浩選手)は熱男だった。750本も打っていたし、軽くこなしますね、あのクラスは。翔(中田翔選手)にしても我々の意図をわかってくれてだいぶ振り込んでいる。和真(岡本選手)にも『WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)もあるし、500本でいい』と伝えたが、自分で『1000本打つ』と言った。思った以上に自覚がある。強いチームですよね。これ以上はないくらいの成果」と満足感を示しました。

練習が終わると、手袋を外した岡本選手の手は真っ赤に。さらに中田選手の手も血がにじんでいる様子。
18歳の新人から40歳の大ベテランまで、キャンプ序盤から自身の身体にムチを打ち練習に取り組む姿に、今季への強い決意を感じました。

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