今度は160km/h&キレキレフォーク!!ロッテ・佐々木朗希が打者を圧倒![2023/02/09 23:01]

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の佐々木朗希投手は9日、シート打撃に初登板。WBC球を用いて打者6人に対し計30球を投じました。
ストレートの球速は、2月上旬にして160キロを計測。フォークの切れ味もさえわたり、空振りした安田尚憲選手がひざから崩れ落ちる場面も。安田選手は「(ストレートは)めちゃくちゃ速かったですし、(フォークを)あれだけきれいなところに落とされるとけっこう厳しい」と圧巻の投球をたたえました。
バッテリーを組んだ松川虎生捕手は「今年初の対打者ということで、左打者にはインコースの真っすぐとフォーク、右打者にはスライダーをうまく使いながらという話をしました。本当に強いボールが来ていました」と語りました。

佐々木投手は登板を振り返って「実戦形式が(今季)初めてだったので、雰囲気や景色を思い出す中でブルペンとどういった違いが出るか、そういう所を確認しました。去年の強化試合の時よりも、フォークがちょっと良くなっているのかな」と手応えを口にしました。
また、スライダーを今後の課題に挙げ、「良いボールは良かったですけれど、ダメなボールが右バッターに危ないボールだと思ったので、そこに関してはもう少し安定して曲がってくれればなと思っています」としました。
佐々木投手の次回登板予定は15日に行われるヤクルト戦。1〜3イニングが予定されています。

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