プロ初実戦ドラ4ルーキー門脇が好守に躍動、原監督も高評価 新加入オコエも結果残す[2023/02/11 23:32]

巨人は11日、キャンプで評価を高めているドラフト4位ルーキー・門脇誠選手がプロ初実戦で猛アピールしました。
キャンプでは大久保博元コーチからアドバイスされた「強く引っ張る」意識で、バッティング練習に取り組んでいる門脇選手。紅白戦、白組の2番ショートで先発出場すると、一回の第1打席で戸田懐生投手からライト前ヒットを放ち、早速プロ入り“初安打”をマーク。2ストライクと追い込まれながらも「自信があるバットコントロールで何とかヒットにできた」と、フォークに体勢を崩されながら技ありヒットを見せました。
三回の第2打席では代木大和投手から、今度は三塁線を破るヒットを放ち、プロ初実戦でいきなりマルチ安打を記録。さらに自身が一番のセールスポイントだと語る守備でも好守を連発。五回にはイレギュラーした難しいバウンドのゴロにうまく反応する場面も。
「自分のできることだけをやる」と試合前に決めていたという門脇選手。攻守で大きな存在感を示した22歳に対し、原辰徳監督は「打撃もさることながら非常に球際に強い守備。実戦向きな選手が加わった」と高評価。「一軍に居続けられるように。レギュラーとして活躍できるようにこれからも頑張ります」と、今後の実戦に向けて意気込みました。

この日の試合では、楽天から「現役ドラフト」で新加入したオコエ瑠偉選手が、こちらも初実戦でマルチ安打&初打点の活躍を見せました。
白組の7番ライトで先発出場したオコエ選手は、四回の第2打席、チャンスの場面で回ってくると、代木投手からライト前にタイムリーヒット。そして七回には三遊間に強いゴロを放ち、全力疾走で内野安打をもぎ取りました。3打数2安打1打点の好成績に「結果が出たのは自分として1つの収穫。課題を持ちながらやっていますが、また新しい課題もできたので今後にいかせる試合でした」と気を引き締めたオコエ選手。原監督は「ジャイアンツでは1年目だが、経験値を持っている人。落ち着いて野球をやっている」と評価しました。

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