西武・平良、45球で安打性0、ツーシームも好感触 松坂臨時コーチは若手から質問攻め[2023/02/12 20:38]

西武は12日、今シーズン先発に転向する平良海馬投手が、キャンプで初めてフリー打撃に登板しました。川越誠司選手とWBC台湾代表でもある呉念庭選手を相手に45球を投げ、ヒット性の当たりは0本。先発転向に合わせて取り組んでいるカーブ、ツーシームに加え、打者が「前に飛ぶ気がしない」と語るストレートは最速150キロを計測。ストレートで川越選手のバットをへし折るなど、松井稼頭央監督らチーム首脳陣が見守る中、持ち味の球威を見せつけました。
平良投手は「(登板内容は)良かった。左バッターにツーシームをたくさん投げて、感触は良かった。どんどん使っていきたい」と振り返り、その後もブルペンで60球を投げるなど、スタミナ面を含め先発転向へ順調な調整ぶりをアピールしました。

また、この日も注目を集めたのは、臨時コーチ2日目の松坂大輔さん。ブルペンでは2年目の隅田知一郎投手からカットボールについてアドバイスを求められるなど、多くの若手投手から変化球の握りや投げ方について質問攻めにあいました。昨シーズン12勝をあげたエース高橋光成投手も、配球面について質問。松坂さんから「打者の反応を見ながら」とアドバイスを受けました。松坂さんは精力的にコーチ業に取り組んでいました。

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