侍ジャパンの抑え候補の栗林&大勢がそろってブルペンへ 投球快調![2023/02/22 22:05]

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表「侍ジャパン」の宮崎キャンプ。22日にブルペンに入ったのは侍ジャパンの抑え候補として挙げられている栗林良吏投手と大勢投手でした。

栗林投手は早朝から球場入り。ブルペンに現れると、ゴムチューブを使ったストレッチを黙々と行い、入念な準備を進めます。その後、大城捕手を相手に変化球も織り交ぜ37球。きょうの宮崎市は気温が低かったため、ストレートが気持ちよく投げられなかったそうですが、全体的には良かったと振り返りました。また、課題のカットボールはまとまりが出てきたそうで、少しずつ状態は上がっているようです。

一方、その隣でブルペンに入ったのが大勢投手。きょうは21球と多くを投げ込みませんでした。変化球が抜ける場面も感じたそうですが、WBC球の影響ではなく投球フォームが要因とのこと。下半身主導の意識を持って練習を続けてきた大勢投手にとって、まだまだ調整段階であるようでした。
大勢投手は先にブルペンを終えると、投球を続ける栗林投手の後ろへ。栗林投手の投球データが表示されるタブレットを見つめていました。栗林投手のボールについては、「とにかく再現性がすごい」と語った大勢投手。どんなボールも同じ回転や軌道で投げられる制球術に凄みを感じたそうです。

侍ジャパンの栗山英樹監督は、抑え投手を固定することは考えておらず「柔軟性をもった形でいきたい」としていますが、今後の実戦に向け、投手の起用法にも注目が集まりまそうです。


侍ジャパンとしての初実戦は25日、ソフトバンクとの強化試合を予定しています。

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