「世界一に向けて一つのピース、一員になれたら。ベストを尽くす」吉田正尚[2023/03/06 19:37]

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表「侍ジャパン」の吉田正尚選手は5日、チームに合流し、インタビューに答えました。

Q:今日の練習はどうだったか
吉田:少しふわふわしてましたけども、久しぶりにみなさんと会えてほっとしてます。

Q:時差ぼけはどうか
吉田:そこがちょっとふわふわしてるのかなと。でも行き、着いた時よりはまだましですね。

Q:チームメイトといろんな会話は出来たか
吉田:少し、はい。少しだけですけど。

Q:今のコンディションは
吉田:順調にきてるとは思います。

Q:メジャーのキャンプで感じたことは
吉田:今まで、日本流というんですかね、そこに慣れてきていたので、また新しくアメリカで色々な経験ができて、こういうこともあるんだなとか、色々そういう文化の違いだったり、そういうのは実際やっぱり、現場に入って体感できてるなと思いますね。

Q:ジャパンのユニフォームを着た気持ちは
吉田:もうやっぱりトップチームが一つ自分の目標で、ずっと今まで野球人生を進めていましたし、こうして実際に自分が今着てプレーできることを誇りに思いますし、またたくさんの先輩方が築き上げてきた歴史っていう中で、また自分も優勝目指して、その一員になれたらいいなと思います。

Q:WBCは初めてだが、特別なものがあるか
吉田:初めて出場するんですけども、世界一を決める、またオリンピックとプレミアと違う雰囲気、メンバーも含めて、熱量というのは少し違うのかなと感じてます。

Q:自身の中でのWBCへの思いは
吉田:やっぱり日本の野球の素晴らしさを、世界に伝えれる、披露できる場所だと思いますし、ほんとに、何て言うんですかね、良い大会に、開幕前に熱い試合がひろげられるのかなと、世界で見せれるのかなと思います。

Q:過去のWBCで印象に残っているシーンは
吉田:やっぱりイチローさんのあのヒットの場面はよくテレビで見ますし、やっぱり1回、2回優勝しまして、その後はベスト4止まりですけども、ほんとにどの試合も楽なゲームは無いのかなという思いで、やっぱりここは実際にプレーした人しか分からない緊張感だったり、重圧だったりっていうのはあると思いますので、そこも、感じる余裕はあるか分かんないですけど、まあでも必死に戦いたいと思います。

Q:メジャー1年目の中WBCに参加することへの気持ちについては
吉田:ほんとに迷惑かからないようにプレーしたいなと思いますし、やっぱり選んでいただいた以上、世界一に向けて一つのピースじゃないですけど、一員になれたらいいなと思いますし、ベストを尽くすってことは約束できます。

Q:日本代表の宮崎キャンプのニュースは見ていたか
吉田:時差の関係もあり全部は見れなかったんですけど、ニュース等では朝チェックしたりとか、すごく盛り上がってますし、まあダルビッシュさんが先に宮崎合宿に入られて、たくさんの選手と交流したりして、すごく良い、何て言うんですかね、良い時間というか、過ごしてるんだなと思ってました。

Q:最後にチームに合流したことについてはどうか
吉田:やっぱり、できれば早くみんなと一緒にコミュニケーション取りながらプレーしたかったですけども、色々な兼ね合いもありこの時期に帰ってこれましたし、あと2試合ありますんで、そこで本番に向けてしっかり調整していきたいなと思います。

Q:バッティング面で、国際大会で意識することはあるか
吉田:やっぱり受け身にならない、やっぱり自分のスイングというか決めたことに対して迷いがあると、どうしてもいい結果は出ないなっていう自分の中で経験がありますので、そこまでにしっかり準備をして、打席、守備も含めて、走塁も含めてそうですけど、迷いなくプレー出来たら良い方向に行く確率は上がるのかなと思います。

Q:プレミアやオリンピックでは迷いなくということはできていたか
吉田:全部がやっぱり、自分が思うようにはもちろんいかないんですけど、そういう、自分が後悔しないっていう意味では、ポジティブに、そういうふうに考えていった方が、成功には近いのかなと思います。

Q:今大会での自身の役割はどう考えているか
吉田:やっぱりどうですかね、バッティングに関してはチャンスメイク、返すってところはどこにいても一緒だと思いますし、守備に関しても1点を防ぐ、走塁に関しては1点を取りに行く、っていうところでは変わらず、ほんと勝つために何が最適かっていうのを考えながらプレーしたいなとは思います。

Q:日本が世界一を取り戻すために必要なことは
吉田:素晴らしいメンバーが集まってますし、その力を合わせれば必ず優勝できると思いますし、大丈夫だと。コンデショニングっていうんですかね、体調面だったりいろいろあると思うんですけど、しっかり準備してプレーすればみんなで力を合わせて戦えると思います。

Q:ファンのみなさんに向けて、世界一への決意は
吉田:少しコロナも落ち着いてきて、ファンの皆さんと一緒にプレーできているような実感も、まだちょっと戦えてないんで分かんないんですけど、映像とか見る限りすごく盛り上がってますし、ほんとに国際大会は一喜一憂する、シーズンとはまた違う戦いになると思いますし、そういう意味で本当に、みなさんと一緒に喜びを分かち合えたらいいなと思います。

Q:京セラドームでプレーすることに関してはどうか
吉田:本拠地で7年間プレーしましたので、良い姿を見せれたらいいなと思いますけど、はい。



WBC日本の初戦は9日(木)。侍ジャパンは1次ラウンドで中国、韓国、チェコ、オーストラリアと対戦します。

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