大谷翔平が二刀流でWBCに挑む！初戦を前に記者会見で意気込み語る[2023/03/08 20:20]

ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平選手は8日、あすの初戦を前に記者会見に臨みました。

Q：今の率直な思いを
大谷：まず楽しみにしてますし、初戦なのでチームの勢いとしても、初回の入りからしっかりと集中して入りたいなと思ってます。

Q：日の丸を背負って二刀流で出場することについてはどういう思いか
大谷：WBCは初めてなんで緊張するとは思いますけど、いつも通りの自分らしいプレーをまずはしたいなと思ってますし、いつも通りの準備の仕方とゲームの心構えと、そういう感じでやりたいなとは思ってます。

Q：投打のコンディションはどうか
大谷：バッティングは何打席か立てたので状態も悪くないと思いますし、向こうではピッチングもしてきて、ブルペンもこっちでは入って、今日も少し投げて。体の状態もすごくいいので、いつも通りの配慮できれば十分に試合を作れるんじゃないかなと思います。

Q：投手としてのどれだけの出力を今出せるか
大谷：今の自分の100％は出せると思うので、実質今年初めての公式戦というか、本番の試合なので、正直どこまで出るのかっていうのは、その時になってみないとわからない部分もあります。その日の調子にもよると思うので、今の調整の延長線上でしっかりと。さっきから言ってますが配慮をしっかりできれば、十分にいけるんじゃないかなと思ってます。

Q：二刀流を貫くということはどういうことなのか
大谷：自分のプレースタイルではあるので、投打ともにチームに必要だと思われているのであれば、もちろん十分出たいなと思ってますし、自分にできる限りのことをしたいなと思ってるので、一つのスタートとして明日しっかりと、投げるのは初めなので、まずそこから入って攻撃もしっかりと参加したいなと思ってます。

Q：あす中国戦への意気込みと大谷選手にとってどういう大会にしたいか
大谷：各国素晴らしい選手たちが出場してるので、日本のチームもそうですけど、本当に素晴らしい選手たちが集まってくれて、本当にいい試合ができれば勝ち負けはもちろんつきものだと思うんですけど、その中で自分たちの野球を各国ができれば、素晴らしい大会になるんじゃないかなと思ってます。

Q：栗山監督に初戦での先発をいつ、どんな言葉で言われ、そのときの心境は
大谷：正式にいつなのかってのはちょっとわからないので、話し合いながら、他のピッチャーともちろん兼ね合いもあると思いますし、さっき話して「先発っていうのを発表するから」っていうふうには言われたので、その時正式にというか、決まった感じですかね。

Q：開幕投手について気持ちの高ぶりや変化はあるか
大谷：どこに所属してても一番最初の試合っていうのは、高鳴りというか緊張というか、そういうのはあると思うので、明日ももちろんあると思いますし、こういう大きい舞台で初戦を任されることに対して責任感を持ってますけど、それと同時にしっかりと、まずはゲーム自体を楽しみたいなとは思ってるので、そのための準備をしっかりできればなと思ってます。

Q：球数制限への心構えと、シンカーが発揮する効果について
大谷：球数のことはあまり考えずに、僕以降のピッチャーも十分力のある投手たちが控えてるので、まずは一人一人、一球一球、一回一回気持ちを入れて、ゼロに抑えることだけ考えていければあとは自分自身がチームにどれだけその勢いを与えられるかなと思うので、球数が終わった時点で、その子たちに託したいなと思います。
シンカーに関しては、持ち球の1個なので別に球数どうこう関係なく、しっかりと使えれば効果的なボールだなと思ってます。

Q：栗山監督について
大谷：もう何回も言ってると思うので、今更になるんですけど、お世話になった監督なのでこういう舞台でできるってのはすごい特別なことですし、もちろん一緒に優勝できればこれ以上ないかなと思います。

Q：メンタル面でも技術面でもベストのように思えるんですけれども、自身はどう感じているか
大谷：フィジカルはそうですね今までで一番いいんじゃないかなと思ってますし、技術というか体調面に関して言うならば、本当に明日になってみないとその日の調子がわからない。現時点では申し分ないかなとは思ってます。

Q：WBCの位置づけは？WBCが今後どのような大会になっていくのがいいか
大谷：シンプルにこれで優勝した国が一番強い国だという大会になればベストですし、そういう選手たちがそのトップ層の選手たちが出ることによって、そういう大会に近づいていくというのは明確だと思うので、今回、たくさんの素晴らしい選手が出てくれたというのは、大会自体にとってはすごく大きいことだなと思います。

Q：ヌートバー選手に対しての意識や、現在のチームの雰囲気について
大谷：僕がいなくても十分にチームに溶け込める、そういう人間性というか人柄だなと思うので、何も心配することなくというか、本当に明日の試合でファンの人の声援が大きければ大きいほど、本人のやる気もそうですし、自分がその日本という国に受け入れてもらえてるのかどうなのかっていうの、本人がわかると思うのでぜひ素晴らしい声援を送ってもらえれば、僕としても嬉しいかなと思います。（大谷選手自身の意識は？）僕は特に意識してないですね。そのまま溶け込んでると思いますし、今のままで十分かなと思っています。



9日（木）にWBCの初戦を迎える侍ジャパンは、1次ラウンドで中国、韓国、チェコ、オーストラリアと対戦します。