「ピンチの場面で緊急登板もありえる。そこで結果を出すのが僕の仕事」宇田川優希[2023/03/08 17:05]

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表「侍ジャパン」は7日、WBC強化試合としてオリックス・バファローズと対戦し、9−1で勝利を収めました。
この試合で3番目に登板し、好投した宇田川優希投手が試合後、報道陣の質問に答えました。

Q:この試合の登板を振り返って
宇田川:真っすぐも強かったですし、ゾーンで勝負できたのがよかったかなと思います。

Q:ストレートは最速156キロを出していたが、調子は
宇田川:きょうは球速にはこだわってなくて、でも156キロ出たっていうのが自分の調子の仕上げ具合だったりの目安になるので、だんだん調子も上がってきてるなっていうのが分かって、そこはよかったです。

Q:今のコンディションは
宇田川:今はボールも気にせず投げれてるので、“あまり気にせず投げれてる“っていうのが球速とか球の強さとかに良い影響が出てるのかなと思ってます。

Q:WBC球を投げることへの状態は
宇田川:きょうは真っすぐはよかったんですけど、フォークが決まらなかった。フォークが決まらないと三振もとれなかったので、あと2日後ですが、そこはしっかり練習で調整していきたいなと思ってます。

Q:オリックスファンの前で侍ジャパンのユニホームを着て登板したことへの気持ちは
宇田川:京セラで三塁側っていうのも初めてですし、すごい変な感じもしたんですけど、でも中嶋(聡)監督とかに今の自分を見てほしいなと思ってたので、今日投げれてよかったです。

Q:オリックスの選手相手には投げづらさや高揚感はあったか
宇田川:僕がどういうピッチャーとかデータは全部入ってる中で、きょうはフォークがブルペンでもあまり調子がよくなかったので、真っすぐで押してこうと思って真っすぐ多めだったんですけど、やっぱり振ってくるなという感じがした。フォークがないと少し不安な部分はあったんですけど、そこは力負けせずに押せたのでよかったです。

Q:オリックスとの対戦は楽しかったか
宇田川:投げれてすごい楽しかったですし、本当によかったです。

Q:強化試合を経て自身の役割をどう考えているか
宇田川:ピンチの場面で緊急登板とかもあり得ると思う。そこで結果を出すのが僕の仕事だと思ってるので、その場面でもしっかり仕事できるようにしていきたいなと思ってます。

Q:WBCに向けた意気込み
宇田川:WBCで自分の投球ができるように頑張ります。応援よろしくお願いします!



9日(木)にWBCの初戦を迎える侍ジャパンは、1次ラウンドで中国、韓国、チェコ、オーストラリアと対戦します。

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