「やっぱり1本出ると世界変わりますね」侍ジャパン・山川穂高[2023/03/08 15:41]

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表「侍ジャパン」は7日、WBC強化試合としてオリックス・バファローズと対戦し、9−1で勝利を収めました。
この試合で途中出場し、本塁打を含む2安打2打点の活躍をした山川穂高選手が試合後、報道陣の質問に答えました。

Q:目覚めの2発出ましたね
山川:出ましたね〜。嬉しいです。嬉しい。

Q:1本目が出た後にやっと出たと言ってましたがいかがですか
山川:やっぱり1本出ると世界変わりますね。野球は気持ちの(影響が)ありますね。

Q:苦しい気持ちが多かったですか
山川:自チームだとある程度の打数が任されているので、開幕までに合わせればと思って調整しますけど、今回初めてのことですし、周りみんなバカバカ打ってるから、どうしようかなって思っていたんですけど、最後の最後でフィーリング的にも良かったので、今日は良い日になりましたね。

Q:ホームラン出ました。ドスコイをやった感想は
山川:ドスコイは今年初めてやりましたけど、声出せますし、これだけの大勢のファンの前で(ドスコイが)できるのは気持ちよかった。ただ、歩いたんですよ、打った瞬間。ギリギリだったので、途中でやばいと思って。でも良かったです。

Q:最後の最後に結果が出たことで大会に向けての気持ちは違いますか
山川:全然違います。もちろん大会になると大きく流れが変わると思いますし、大会は自分が打つ打たないがあると思いますが、それは勝てばなんでもいい。ただ、今日みたいなバッティングができたり、僕の中でフォアボールが一番で、一本(ヒットが)出る前にあの最後のフォークが来ていたら振っている。あれを冷静に見逃すことができたのは、一本ヒットが出たからであり、自分の身体がそういう反応ができたのではないか。あのような流れになると、流れが切り替わって、ホームランも出てくる。そんなものなのかと思います。

Q:今日の一発で期待が高まっている。大会に向けてどんなプレーがしたいか
山川:(大谷)翔平さんがいるんでね。あんなの見せられたらね。でも野球辞めなくてよかったと思います。僕は僕なので、自分にできることを精一杯やっていきますし、求められることを全力でやっていきたいと思います。

Q:バットや打席の入り方など変えたことはありますか
山川:バットは昨日から変えた。ただ、すぐには届かなかったので練習用で打ったんですけど、試合用のホワイトアッシュのくり抜きではないバットは明らかにフィーリングが良いので、変えなきゃよかったと思ってます。トライしたことは良かったです。(バットを)戻してすぐに結果が出てきて、自分の感覚は悪くないと思ってたけど結果が出なかったので、感覚は間違ってなかったんだと思いました。



9日(木)にWBCの初戦を迎える侍ジャパンは、1次ラウンドで中国、韓国、チェコ、オーストラリアと対戦します。

こちらも読まれています