【WBC】アメリカ大量14得点でキューバを圧倒 “恐怖の9番”2HRの大暴れ[2023/03/20 19:25]

 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で21日の日本戦を前に、マイアミのローンデポ・パークでは準決勝でアメリカとキューバが対決。大会2連覇を狙うアメリカは1回、ノーアウトランナー満塁のピンチを招きます。バッターは昨シーズンまでソフトバンクにいたキューバの4番・デスパイネです。

 押し出しのフォアボールでキューバが先制。なおもノーアウト満塁のピンチ…。アメリカの先発はヌートバーが所属するカージナルスの同僚・ウェインライトです。サードゴロに仕留めたウェインライトは後続も抑えて最少失点で切り抜けました。

 するとその裏、アメリカが反撃。ランナーを2塁に置いて3番のゴールドシュミットが逆転のツーラン。同じくカージナルスでヌートバーのチームメート、ゴールドシュミットの1発で試合をひっくり返します。

 さらにアメリカは2回。準々決勝のベネズエラ戦で逆転満塁ホームランを放った9番のターナー。2試合連続となるソロホームラン。マイアミはアメリカにとってホームグラウンド。観客は大盛り上がりです。

 ターナーは6回にもランナー2人を置き、この1発。スリーランホームランで12−2とキューバを突き放します。ターナーのホームランは今大会4本目、まさに恐怖の9番バッターです。

 アメリカは大谷のチームメート、エンゼルスのトラウトがタイムリーヒットを放つなど14安打14得点と打線が爆発。投げては元巨人のマイコラスらが好投。終わってみれば14−2とキューバを圧倒、決勝進出を決めました。

 アメリカは日本時間の22日、日本とメキシコの勝者と対戦します。

 アメリカ代表・ベッツ選手(30):「日本が強いチームだということは知っています。どの選手も素晴らしいです。どちらと対戦してもタフな試合になると思います」

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