「アメリカに勝つっていうところが、世界一を証明できるチャンス」吉田正尚[2023/03/21 17:10]

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表「侍ジャパン」は20日、準決勝でメキシコと対戦し、6-5で勝利しました。
一時は同点となる3ランホームランを放つなど、決勝進出に貢献した吉田正尚選手が試合後、記者の質問に答えました。

Q:同点ホームランを放った打席、何を意識していたか?
吉田:追い込まれてましたので、何とか食らいついていこうと思って。チェンジアップをその前に見れたので、まあ少し厳しいコースだったんですけど、何とかボールの下にバットが入って、切れずに、良かったです。

Q:村上選手が打った時の心境は?
吉田:いやもう、最高で、周東が足も一番早いので、絶対帰ってきてくれると思いました。

Q:WBCは日本の人々に対してどのような意味を持っていると思うか?
吉田:日本の野球のすばらしさを世界で証明できる大会だと思いますので、明日アメリカに勝つっていうところが、世界一を証明できるチャンスだと思ってます。

Q:直近の日本シリーズで二度村上選手と対戦している吉田選手から見て、困難を乗り越えて今日決勝打を放った村上選手をどう思うか?
吉田:彼(村上)の本来の調子っていうところはまだまだ出てないと思いますし、彼が今まで積んできたキャリアっていうのは皆さん、僕ら全員が認めてますし、彼を最後信じていたと思います。

Q:東京ドームでの試合と比べて、マイアミでの試合はどうだったか?
吉田:すごくコロナも落ち着いて、たくさんのファンの皆様、日本だと声援が、応援っていうところがあるんですけど。ここに来てメキシコの応援っていうのがたぶんみんなちょっと動揺してたのかなと思いますけど。でもこの雰囲気っていうのも、野球しててすごく、何て言うんですかね、新鮮っていうか、いい思い出っていうか、楽しかったです。

Q:野球ファンとして、明日の試合は楽しみか?
吉田:本当に日本はメジャーリーグをリスペクトしてますし、たくさん有名な選手がラインナップにいると思いますので、試合できるのがすごく楽しみです。光栄なことです。

Q:今日の一本はメモリアルな一本になったか?
吉田:でしょうね(笑)いやー痺れましたね。本当に、つないでくれて、ちょっと重苦しい雰囲気はあったんですけど、最後はなんて言うんですかね、自分を信じてじゃないですけど、強い気持ちで打席に臨んだことは覚えてます。



侍ジャパンは21日(日本時間22日あさ8時)、決勝でアメリカと対戦します。

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