さすが善光寺パワー!世界一の“ご利益” 侍Jおそろいのお守り「勝守」に注文殺到[2023/03/22 18:10]

 22日朝、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表のキャップをかぶり、決勝のスタジアムに向かうダルビッシュ選手(36)。そのリュックには「お守り」が結び付けられていました。他のメンバーも。フロリダに乗り込んだ後、取材を受けた佐々木選手(21)。リュックでは、黒いお守りが揺れていました。さらに、アメリカから来た侍・ヌートバー選手(25)の背中のリュックにも同じく黒地に金の文字のお守りがありました。

 侍戦士たちが身に着けているのは長野県にある善光寺のお守り「勝守龍凰」です。黒い生地に右側には龍が、左側には鳳凰の刺繍(ししゅう)があしらわれ、中央には「勝守」の文字。その名の通り、勝利を祈願するお守りです。

 もちろん、優勝は選手たちの実力ですが、不調の「村神様」が復活したりと、何かと神がかっていた侍ジャパン。世界一のご利益ともいえる、このお守りをチームにもたらしたのはチェコ戦、中国戦とホームランを放った牧秀悟選手(24)です。地元である長野県での初詣の際、善光寺側が応援の気持ちを込めて40個渡したといい、牧選手がチームに配ったといいます。

 優勝について善光寺側は「お守りのおかげではないが、うれしい」としています。世界一の侍戦士が身に着けたお守りに、善光寺には21日、22日と問い合わせが殺到。オンラインでもお寺でも売り切れに。再び買えるのは「近日中」だということです。

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