ラクロス全日本大学選手権 準決勝 2028年ロス五輪の追加種目としても注目[2023/11/22 16:02]

 オリンピックの追加種目に決定するなど、今、ラクロスが注目されています。日本では大学生を中心に広がりを見せていて、その日本一を決める全日本大学選手権の準決勝が行われました。

 サッカーコートとほぼ同じ広さのフィールドで10対10、15分×4クオーターで得点を争うラクロス。

 女子準決勝、東京会場は去年と同じカード。

 関東2位・立教大学と関西代表・関西学院大学の一戦。

 白のユニホーム、立教・安達万奈加が見せます。

 第1クオーター、安達が右サイドから1ON1を仕掛けると、ゴール横の門木に正確なパス。先制点を演出します。

 同点に追い付かれた第1クオーター終了間際には、厳しいディフェンスを受けながらも自らで決めます。

 安達の勢いは止まりません。ロングパスを受け取り、カウンターのチャンス。

 華麗なステップでディフェンスを翻弄(ほんろう)すると、ラストパスを受けた石井が冷静にゴール。

 さらに安達はアシストを決め、前半4得点すべてに絡む活躍を見せました。

 3点を追い掛ける青のユニフォーム、関西学院。平野結万が中央から切り込むと、2人をかわし豪快なシュート。

 続けてキャプテン・東浦綾。関西学院1番の武器と語る1ON1から1点差に詰め寄りますが、反撃はここまで。

 立教・安達の1ゴール4アシストの活躍で去年のリベンジを果たしました。

 男子準決勝、関東2位・法政大学と関西代表・神戸大学の一戦。

 初出場の法政が終始、神戸を圧倒しました。

 躍動したのは、白のユニフォーム法政・舩山俊平。ゴール裏を使った動きでフリーになると1ON1をしっかりと決め、3得点を挙げました。

 神戸は終盤、藤井直紀が2点を奪いましたが、初の決勝進出とはなりませんでした。

 名古屋会場では男女ともに関東1位、日本体育大学が勝ち上がりました。

 決勝戦は26日、京都で行われます。

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