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車いすテニスで、19歳の小田凱人選手が快挙達成です。
テニスの四大大会、全米オープン車いすの部、男子シングルス決勝に登場した小田選手。
小田選手は第1セット、いきなり2ゲームのリードを許す苦しい展開となりますが、持ち味の力強いショットを武器に、この後6ゲームを連続で取り返し、第1セットを奪います。
ところが、続く第2セットを落とし迎えた最終第3セット。ゲームカウント6対6と互角の展開へともつれ、10ポイントマッチのタイブレークへと突入します。
すると、試合は10対11と小田選手がチャンピオンシップポイントを握られ、あとがない場面、力強いサーブでこのピンチをしのぐと、相手のショットはアウト。
これで12対11と逆に王手をかけた小田選手。最後はリターンエース。2時間を超える大熱戦を制すと、コートに倒れ喜びを表しました。
これで小田選手はすべての四大大会とパラリンピックを制し、史上最年少、19歳での“生涯ゴールデンスラム”の快挙を成し遂げました。
そして、女子シングルスでは上地結衣選手が、8年ぶり3度目の女王に返り咲きました。
(「グッド!モーニング」2025年9月7日放送分より)
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