大谷翔平と契約ドジャース、山本由伸に“熱視線”　ヤンキースはGM視察…多球団注目

先週、エンゼルスからドジャースに移籍した大谷翔平選手。史上最高額の10年およそ1015億円で契約。

■大谷翔平が入団会見 勝利への思い

赤いエンゼルスのユニフォームからドジャーブルーへ。新しいユニフォームに袖を通し、入団会見を行いました。

大谷選手：「明確な勝利を目指すビジョンと、豊富な球団の歴史を持つこのロサンゼルス・ドジャースの一員になれることを、今心よりうれしく思うと同時に、今すごく興奮しています。決断理由に関しましては、自分が最終的にここでプレーしたいなという気持ちに素直に従った結果かなという感じはします」

ドジャースは2013年から11シーズン連続でポストシーズンに進出している、まさに常勝軍団ですが…。

大谷選手：「心に残っている言葉として、ドジャースが経験してきたこの10年間を彼らは全く成功だと思っていないということはおっしゃられていたので、勝ちたいという意志が皆強いんだなというのは心に残ったかなと思います。勝つことっていうのが僕にとって一番大事なことかなと思います。まず優勝することを目指しながら、そのところで欠かせなかったと言われる存在にまずはやっぱりなりたいですし、そこの期待に応えられるように、全力で頑張っていきたいなと思っています」

■ドジャース、“あの選手”にも熱い視線

山本由伸選手（25） 写真：AP/アフロ

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大谷選手と史上最高額で契約したドジャースですが、その97％が後払い。補強資金に余裕が生まれ、もう1人、獲得を目指している選手がいます。オリックスの山本由伸選手（25）です。

日本で3年連続“9冠”とタイトルを総なめ！出場した国際大会は全て優勝。世界の舞台でもその実力を存分に見せつけてきました。

10球団以上が注目していて、契約年数はピッチャーではメジャー史上最長の12年の可能性もあるということなんです。

山本選手獲得に熱心なドジャースの交渉には、なんと大谷選手が同席したという情報もありました。さらに、ドジャースタジアムのスクリーンには「ドジャースタジアムにようこそ」の文字が。

■GM「アメージング」 ヤンキースも…

そして、獲得に熱心な球団がもう1つ。松井秀喜選手や田中将大選手が所属したヤンキースです。松井選手がいた2009年には世界一に輝きましたが、その後、14年間世界一からは遠ざかっています。

名門復活へ。キャッシュマンGMが自ら日本に出向き、山本選手を視察。その試合でノーヒットノーランを達成したんです。

ヤンキース・キャッシュマンGM

キャッシュマンGM：「日本で見たノーヒッターはアメージングだった。日本が誇る素晴らしい投手であることは確かです」

さらに、山本選手が着けていた背番号18が空き番号になっています。

ヤンキースに移籍すると、ブルージェイズの菊池雄星選手、さらにオリックスで共にプレーしたレッドソックスの吉田正尚選手と同じア・リーグの東地区になります。

ライバル同士の対戦も楽しみです！

（12月17日放送「サンデーLIVE!!」より）