【全文掲載】大谷翔平 水原一平氏不在についてコメント 妻・真美子さんへの感謝も

[2024/04/09 08:35]

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メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手が日本時間9日、ツインズ戦を前に報道陣の取材に対応しました。水原一平氏不在の影響について問われると「グラウンドの外で何があっても変わらない」と話しました。

◇発言全文

Q.ドジャースでの1号本塁打が出てから好調だがきっかけがあった?
A.いろいろ、変えたりというか調整方法も含めてケージでのドリルもそうですしいろいろ試しながらやっています。

Q.リグレー・フィールド(シカゴ)で初めて試合をして風とか雰囲気含めての印象は?
A.打者目線では風がちょっと厳しかったですけど、ただクラシカルな球場というかそういう雰囲気の球場は個人的には好きなので、すごいきれいな昔ながらの美しい球場だなと思いました。

Q.投手の肘の怪我が多く見られるが、その要因の1つにピッチクロックもあると思うか?
A.間違いなく負担は増えているとそれは間違いないと思うので、リカバリーというか、身体への負担自体はやっぱり短い時間で多くの仕事量をこなすというのはやっぱり負担自体は間違いなくかかっているとは思うので、ただそれがどの程度今回、反映されているのかというのは確証がないですし、自分の感覚として、それはあるんだろうなとは思います。

Q.球速のアップやスピンレートを気にしており、それにプラスしてピッチクロックが要因になると思うが、どのように思いますか?
A.もちろんその、球質自体を上げていくという作業もそうですし、なおかつ自分のベストのボールを投げ続けなければ、いけないというのをもちろん僕はピッチャーやっているので、なかなかこう、手を抜くではないですけど、軽く投げていくシチュエーションというのが先発ピッチャーでもなかなか少ないというのももちろんそうは思いますし、さっきも言いましたけどピッチクロックは身体への負担自体は増えているとは思います。

Q.1号本塁打を打ったことによって、心の余裕が出てきたか?
A.それはあると思います。1本出るかどうかというのでは違うと思うので、打席の中での余裕も違いますしメンタル部分で余裕を持って打席に入れるというのは大きな違いかなと思います。

Q.水原一平氏がいなくなってフィールド外でも調整をしなくてはいけないことが増えたのか?
A.どうなんですかね、まだ数日、数週間というか今実際に遠征に来ているので、特にホテルで何かするということもないですし、今のところは自分で球場に来て、何かやったりとか、練習したりとかというところで、もちろんチームの皆さんのサポートもありますし、コーチ陣フロントのサポートももちろん感じてるので、そこは今ありがたいなと思っています。

Q.どうやって集中力を保っているか?
A.野球をやるときにそこのことを特に考えてはないですし、変な話、やってきた技術だったりとかというのは、基本的には変わらないと思うのでまずはそれを信じてグランドの中でそれを100%表現するというのが僕の仕事なので、そこはグランドの外で何があっても変わらないことかなと思います。

Q.投手のリハビリが始まっているが状態は?
A.今は順調に昨日も投げましたけど、本当にスモールステップですけど徐々に徐々に、強度とかも伸ばしながら、球数も伸ばしながら順調にきているなと感じています。

Q.どのような練習方法で向上したのか?
A.動画を撮っていろいろ、別にドリルじゃなくてもここをこうしよう、あーしようというのももちろん話していますし、昨日は2回凡退した後はクリケットのバットで打ったりとかして2安打したので今日もやろうかなって思っています。

Q.ピッチングフォームのなかで変えたところがいいところなど意識しながら取り組んでいるところはある?
A.まあ投げ方で軽減できる範囲がどの程度なのかというのは、まあその、球速との因果関係がけっこう強いと思うので、んーまあ160キロ投げる、同じ投げ方じゃなかったとして、160キロを投げられるのが、どの程度その、メカニック、動き方で軽減できるのかというのは、正直その球速の質だったり、質というか、クオリティのほうが僕の感覚ですけどね、どの投げ方というよりかは、まあやっぱりしょうがない部分があるので、そのクオリティをどの程度保証していくかというか、自分の1試合のなかでマネジメントしていくかというほうが、けがをしないという観点で見ると大事かなと思います。

Q.フォームで軽減するために取り組んでいるトレーニングなどある?
A.それはやっぱり全体で分散していくしかないと思うので、それはまあ昔でいえば、例えば、下半身で投げなさいよみたいなことがまあやっぱりその、感覚的にいえばそうなるんでしょうけども、全体で分散していく。投げ方によってはどこかに頼って投げていくということもありますし、球速とかに関して言えば、どちらかと言えば、動き方もそうですけど、イメージというか、こういうふうにいけそうなだなというイメージがあればどんな投げ方でも意外に早く投げられると思うので、それを効率よく分散させていく投げ方というのは、大事なんでしょうけど、さっきも言いましたけど、クオリティーがどうしても上がると、どうしても負担が出る場所はあるのかなと思うので。

Q.打撃に関して、最初の構えについて、どういう形になれば納得のいく形になる?
A.打球の角度とか自体はスイングの軌道で決まると思ってるので、そのスイングの軌道は構えから決まってますし、なので構えが大事だというのが僕の考え方ではあるので、構えが決まれば、軌道もよくなるし、力の伝わるスイングになるしというところですかね。

Q.打撃のあとに構えの確認をするのは、考えを整理するという意味で?
A.そうですね、直後じゃないと、なんていうのかな、今のがどうなってて、どんな見え方で軌道で振った方がいいのかというのをイメージしておかないと、やった直後が一番落とし込めるかなと思います。

Q.クリケットのバットはなぜ?
A.クリケットのバットは面になっているので、面で捉えていくというか、どちらかというと体を振って、んーなんていうんですかね、返しているのがはやいスイングではあったので、まあ握ったときによさそうだなというか、なんていうか練習の一環としてよさそうだなと思ったのできのうやりました。

Q.奥さんやペットがいて、苦しいときに支えになった?
A,んー、基本的な生活のリズムは変わってないですかね、ぎりぎりまで、きょうもそうでしたけどぎりぎりまで寝てくる感じなので、基本的にはあまり変わってないですけど、ここ数週間いろいろあったので、まあ隣に誰かいるかどうかはだいぶ違うと思いますし、そういう意味ではすごいいてくれてよかったかなと思ったことはあったかなと思います。

Q.食生活の変化は?
A.今ですか?あー、今そのいろいろ、今回のあれでもそうですけど、決まっていたこといろいろ変えなきゃいけなかったりとかしてるので、そんなに生活の基盤みたいなものが、そんなに、リズムみたいなものができてないので、今はふつうに、なんていうんですか、作ったりとかということではなくて、例えばなにか頼んだりとかというところで食事はしていますね。

Q.ホームランが173本、日本選手最多の175本への気持ちは?
A.もちろん早く打ちたいなという、そこまでというよりかは次の1本、次の1本ということだと、シーズン中は特に、ということだと思うので、きょうもし打ったら、またあしたも打てるように、次も、その次もという感じなので、もちろん特別な数字ではあるかと思うので、早く打ちたいなという気持ちはもちろんありますね。

  • 写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

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