カブス・今永昇太 6勝目お預けも無敗キープ 防御率は「1.08」依然両リーグトップ

＜カブス 3−2 パドレス＞日本時間8日、リグレー・フィールド

カブスの今永昇太投手が、本拠地でのパドレス戦に7度目の先発登板した。
ここまで無傷で5勝をあげ、防御率はメジャー全体で唯一の0点台をキープしていた今永。

初回、先頭打者を遊ゴロに打ち取るが、続く2番タティスJr.にはストレートの四球を与えた。しかし後続をしっかりと打ち取り、この試合も好調な立ち上がりを見せた。

2回にはこの日初ヒットを許すが単打で無失点に抑え、続く3回、4回は3者凡退に打ち取る圧巻のピッチングを見せつけた。
4回裏にはカブスの3番・ベリンジャーがソロホームランを放ち、貴重な先制点を挙げた。

味方の援護を受けた今永は5回、単打を打たれるも2つの空振り三振を奪い、ここまで許したヒットは2本、2塁すら踏ませないピッチングでリーグトップタイとなる6勝目の権利を得るが続投。

6回、先頭打者を打ち取るも、連打を浴びこの試合初めて得点圏にランナーを背負った。
しかし、2者連続三振を奪いこのピンチを切り抜けた。

ピンチをしのぎガッツポーズを見せる今永

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7回も3人で抑え、自己最長となる8回のマウンドに立った今永。
代打のアラエスに高めのストレートを内野安打にされると、続く1番・プロファーに低めのスプリットをスタンドまで運ばれ2失点、勝ち投手の権利が消滅し、マウンドを後にした。

しかし、同点に追いついて迎えた9回裏のカブスの攻撃。先頭・ブッシュが初球のストレートを右中間スタンドに運び、逆転サヨナラでチームは勝利した。

今永は7回、102球、7安打、8奪三振、自責点2で勝ち負けはつかず、いまだメジャー無敗、防御率は1.08で両リーグトップをキープしている。