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2024年7月27日 18:34

【速報】フルセットの熱戦も初戦落とす パリ五輪 バレーボール男子 ドイツ戦

2024年7月27日 18:34

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パリオリンピック2024 バレーボール男子
予選リーグC組 日本2ー3ドイツ

バレーボール男子日本代表は、日本時間27日、パリ五輪予選リーグの第1戦をドイツと戦いました。
フルセットまでもつれ込む接戦も、わずかに届かず初戦をセットカウント2-3で落としました。

【西田が得点の中心になるも第1セット落とす】

第1セット 日本17-25ドイツ

日本のスターティングメンバーは、西田、小野寺、山内、関田、高橋藍、石川、リベロは山本。
第1セット、日本のポイントからスタートするも、ドイツのサービスエースやブロックに阻まれリードを許す展開が続きました。
日本は西田有志選手を中心に、ブロックやスパイクで得点を積み上げますが、ドイツのエース・グロゼル選手の強力なサーブやスパイクの前に第1セットを落としました。

【日本 接戦をものにし第2セットを奪取】

第2セットを競り勝った日本
第2セットを競り勝った日本

第2セット 日本25ー23ドイツ

9-12と3点のリードを許してタイムアウトを要求した日本。
タイムアウト後、高橋藍選手のブロック、西田選手のサービスエースが決まり同点に、さらに石川祐希選手のスパイクが決まり4連続得点で逆転に成功します。たまらずドイツがタイムアウトを要求します。
グロゼル選手の強烈なサーブを含む3連続ポイントを奪われますが、互いが点を取り合う展開が続きます。
20-20の同点で迎えた日本はチーム最年少、20歳の甲斐優斗選手をリリーフサーバーに起用。相手のレシーブを崩しスパイクミスを誘い得点に成功。五輪デビューながら攻めの姿勢を見せました。
最後は高橋藍選手が決め接戦を日本がものにしました。

【日本 勢いそのままに第3セット制す】

好守を見せた日本の守護神 リベロ・山本智大
好守を見せた日本の守護神 リベロ・山本智大

第3セット 日本25ー20ドイツ

ドイツのポイントからスタートした第3セット。日本は第2セットの勢いそのままに3連続得点、4連続得点と点差を広げていきます。
ドイツも4連続得点を挙げるなど1点差まで追い上げを見せますが、リベロ・山本智大選手の好守や西田選手のサーブ、スパイクなど要所要所で日本が得点を重ねドイツに逆転を許しません。
その後もリードを守り切り、第3セットを奪いました。

【第4セットはデュースまでもつれる接戦】

チーム最高身長 山内晶大
チーム最高身長 山内晶大

第4セット 日本28ー30ドイツ

第4セットは再び一進一退の攻防になりました。
西田選手の3本目となるサービスエースや、小野寺選手のフローターサーブが決まりますがドイツを突き放すことができません。
長いラリーを続けてドイツに決められ、流れを持っていかれそうになったところで山内晶大選手がブロックポイントを奪います。
さらにキャプテン石川選手のサービスエースでポイントを重ねます。
23-24で先にセットポイントを握られた日本ですが、宮浦健人選手の強力なバックアタックがさく裂、デュースに持ち込みます。
その後は一進一退が続いたが、石川選手のスパイクがアウトになりドイツが第4セットを制しました。
勝敗は最終第5セットまでもつれます。

【点差を詰め切れず最終セット落とす】

フルセットの熱戦
フルセットの熱戦

第5セット 日本12−15ドイツ

最終第5セットは15点先取の短期決戦。
序盤からドイツにリードを許す展開となりましたが、3連続得点で7-8と1点差まで詰め寄ります。
その後は連続ポイントを奪えない日本、11-14と3点差でドイツのマッチポイントを迎えます。日本のタイムアウト後、クロゼル選手の強力なサーブを返し、石川選手がスパイクで得点を奪います。
しかし、最後はカーリッツェク選手にブロックをかわされ、日本は初戦を落としました。

4チームごとに3つの組に分かれて戦う予選リーグでは、各組上位2チームは自動的に決勝トーナメントに進出。
また各組3位同士のチームのうち、勝率や得点率、セット率などで算出された上位2チームも決勝トーナメント進出となります。

日本は52年ぶりの金メダルを目指します。

  • 54年ぶりの金メダルを目指す日本
  • ブロックをする西田(左端)
  • 第2セットを競り勝った日本
  • 好守を見せた日本の守護神 リベロ・山本智大
  • チーム最高身長 山内晶大
  • フルセットの熱戦