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今シーズン、J3で戦ったカターレ富山。見事12シーズンぶりにJ2昇格を決めました。その裏には、背中を押してくれる力強い存在がいます。内田篤人さんが取材してきました。
■高齢者介護施設で応援 「身体的・精神的にも良い効果」
今年9月、カターレ富山にとってシーズン終盤の大事なアウェーゲーム、ツエーゲン金沢との「北陸ダービー」。金沢のスタジアムには、両クラブ合わせて9000人を超えるサポーターが訪れました。
そこに、なんと80歳を超える富山サポーターのおばあちゃんたちが2時間をかけ、大型バスでやってきました。
富山市にある高齢者介護施設「射水万葉会 天正寺サポートセンター」には、普段の生活に支えが必要な人々が過ごしています。ただ、週に一度、この様子が一変します。
この施設では4年前から、地元クラブのカターレ富山を応援。サッカーを通じて「心も体も元気になってもらいたい」、そんなコンセプトのもと、高齢者たちが旗やうちわを持って応援します。
天正寺サポートセンター 高桑到センター長
「こんな表情をこの人もするんだというのが、自分たちも見えなかったものが見えてくる。あと自然と体を動かすリハビリになるんですね。普通だったら『リハビリしてください』『手をあげますよ』とかなんですけど。旗振るだけで肩が上がってリハビリになる。身体的にも精神的にも利用者さんには良い効果が出ている」
「こんな表情をこの人もするんだというのが、自分たちも見えなかったものが見えてくる。あと自然と体を動かすリハビリになるんですね。普通だったら『リハビリしてください』『手をあげますよ』とかなんですけど。旗振るだけで肩が上がってリハビリになる。身体的にも精神的にも利用者さんには良い効果が出ている」
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■内田篤人が見た“応援”が生み出す力■内田篤人が見た“応援”が生み出す力
牛島好子さん(89)、松井和枝さん(当時84)。お孫さん世代の選手たちと触れ合えば、この表情です。
牛島さん
「うれしかった」
「うれしかった」
松井さん
「かっこいい。こんな、ばあばでもうれしかった」
「かっこいい。こんな、ばあばでもうれしかった」
そんな2人はアウェーで行われる試合を初めて応援しに行くことになりました。少しの不安を抱えながら、自作の応援グッズを手に金沢へ。
牛島さんと松井さんは、人生初となるアウェーのスタジアムにやってきました。
松井さん
「私を見守ってください」
「私を見守ってください」
内田さん
「大丈夫、ここで見よう一緒に」
「大丈夫、ここで見よう一緒に」
いよいよ、キックオフです。
前半9分、白のユニフォーム・富山がコーナーキックのチャンスを獲得します。
内田さん
「隅っこからボールをボーンと蹴って、頭でボンってやるから見ていて。すごいチャンスだから、今から」
「隅っこからボールをボーンと蹴って、頭でボンってやるから見ていて。すごいチャンスだから、今から」
すると富山がゴール。試合はこの1点を守り切った富山の勝利。牛島さん、松井さんにとって最高のアウェーゲームとなりました。
松井さん
「やったぜ、やったぜ〜!」
「やったぜ、やったぜ〜!」
内田さん
「きょう、どうでした?」
「きょう、どうでした?」
牛島さん
「楽しくて楽しくて」
「楽しくて楽しくて」
内田さん
「良かった〜すごい元気いっぱいで良いですね」
「これからも見に行きたいね」
「良かった〜すごい元気いっぱいで良いですね」
「これからも見に行きたいね」
牛島さん
「またお願いします」
「またお願いします」
内田さん
「最初のバスを降りられた時の表情とスタジアム最後出ていく時の表情の違いに僕もびっくりしまして。普段、サポートを必要とされる方々、支えられる側が選手を、今度は支える側になると活力だったりやりがいというのが出てくるんだなと感じました。そして、Jリーグは今、日本全国に根付いて各地にあるんで、そういったクラブと地域の連携が非常に大切なんだなと思いました。Jリーグはこういった活動をさらに強化して笑顔のあふれるスタジアムにたくさんなってほしいなと思いました」
「最初のバスを降りられた時の表情とスタジアム最後出ていく時の表情の違いに僕もびっくりしまして。普段、サポートを必要とされる方々、支えられる側が選手を、今度は支える側になると活力だったりやりがいというのが出てくるんだなと感じました。そして、Jリーグは今、日本全国に根付いて各地にあるんで、そういったクラブと地域の連携が非常に大切なんだなと思いました。Jリーグはこういった活動をさらに強化して笑顔のあふれるスタジアムにたくさんなってほしいなと思いました」
(「報道ステーション」2024年12月18日放送分より)









