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18歳以下の野球日本代表です。5日に沖縄で開幕するワールドカップに向け、若き侍ジャパンが高校沖縄選抜との強化試合を行いました。現地で松坂大輔さんが取材しました。
松坂大輔の注目ポイント「木製バットへの対応力」
松坂さん
「沖縄にやってきました。これからU−18W杯の壮行試合が行われます」
「沖縄にやってきました。これからU−18W杯の壮行試合が行われます」
若き侍ジャパンの元を訪れた松坂さんが2日の壮行試合で注目しているポイントがあります。
松坂さん
「金属バットからW杯になると木製になるので、木製バットに対する対応力。みんな直前まで金属バット使って試合に出てましたけど、木製バットになって短い間にどれだけ慣れることができるか」
「金属バットからW杯になると木製になるので、木製バットに対する対応力。みんな直前まで金属バット使って試合に出てましたけど、木製バットになって短い間にどれだけ慣れることができるか」
侍ジャパンU−18の指揮を執る、元日大三高の小倉全由監督に話を聞きました。
「今年の選手たちの打ち方の違いがはっきりしてます。やっぱり良くなってますね。(大学日本代表との壮行試合で)大学生の力のあるボールに対しても結構打ち返してくれてたので、(例年との)違いが今年しっかり見られている」
その大学日本代表との壮行試合で2本のヒットを放った横浜高校の阿部葉太(3年)は…。
松坂さん
「どうですか?木製バットへの対応は」
「どうですか?木製バットへの対応は」
阿部選手
「最初は不安というか木製バットにいいイメージを持っていなかった。先日、大学生と試合させていただいて、良い感じのヒットも打てたので、そこから木製バットに対しての不安はなくなったと思います」
「最初は不安というか木製バットにいいイメージを持っていなかった。先日、大学生と試合させていただいて、良い感じのヒットも打てたので、そこから木製バットに対しての不安はなくなったと思います」
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■沖縄が熱狂 若き侍ジャパンの戦い
侍ジャパンU-18対沖縄県高校選抜の会場は満員!沖縄のファンで埋め尽くされました。
侍ジャパンU-18の先発は地元・沖縄尚学の末吉良丞(2年)。連続三振で1回を0点に抑えます。
一方、沖縄選抜の先発は末吉と共に沖縄尚学を日本一に導いた新垣有絃(2年)。得意のスライダーで主導権を譲りません。
それでも侍ジャパンU-18は3回。満塁のチャンスを作ると、4番、キャプテンの阿部。バットを折られながらも、新垣投手から先制のタイムリーを放ちます。
さらに6回。3塁1塁のチャンスで再び阿部。2日、3本目のヒットで追加点。頼れるキャプテンが勝負強さを見せます。
7回、マウンドに上がったのは健大高崎の石垣元気(3年)。150キロのストレートで三振を奪うと、2点を失いますが最後も三振で試合終了。侍ジャパンU-18が4−3で勝利しました。
松坂さん
「きょうマウンドにあがるにあたって何を一番意識していましたか?」
「きょうマウンドにあがるにあたって何を一番意識していましたか?」
末吉投手
「一番はコーナーへの投げ分けを意識して投げていました。まだ指にかかっている感じはないんですけど、そういう中で三振とれたりできたのかなと思います」
「一番はコーナーへの投げ分けを意識して投げていました。まだ指にかかっている感じはないんですけど、そういう中で三振とれたりできたのかなと思います」
末吉の投球について、松坂さんは次のように話します。
「末吉君らしいボールがストレート・変化球ともに出ていたと思います。積極的にストライクゾーンに投げていた。あのボールの勢いとコントロールがあれば抑えていけると見ていました」
一方、3安打を放った阿部については、次のように話しました。
「(合流前)木製のバットに戸惑いを感じていると言っていたが、ヒットゾーンに打球が飛ぶのは安心材料になっている。ピッチャーからすると逆方向に運ばれるバッターは嫌。彼が大きなポイントになってくると思います」
(「報道ステーション」2025年9月2日放送分より)
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