【MLB】パイレーツ 3ー0 ドジャース(9月3日・日本時間4日/ピッツバーグ)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でパイレーツ戦に先発出場。体調不良により登板を回避したが、打者では痛烈なツーベースヒットと、快足を飛ばした内野安打などマルチヒットの活躍を見せている。ドジャースは再三のチャンスで一本出ず2連敗。今季8度目となる完封負けを喫している。一方でパドレスも敗れたため、優勝マジックは1つ減らして「20」とした。
この日は12回目の先発登板日だったが、直前でキャンセル。ロバーツ監督によると「昨日から体調不良だった」ようで「病気で脱水の可能性もあった。試合で投げる負担を考えた時にはうまくいかないと判断した」と登板回避の理由を明かした。
打者のみで出場した大谷は、第1打席は空振り三振、第2打席はショートフライ、しかし第3打席はカウント0ー2から右中間をやぶるツーベースヒットを放つと、塁上では喜びを見せている。
7回の第4打席はカウント1ー1から内角に食い込むボールをバットに当てる。しかし芯を大きく外していたことから大谷は「痛てっ!」と絶叫。サードに転がるボテボテのあたりとなったが、全速力で一塁を駆け抜ける内野安打となった。9回の第5打席は空振り三振に倒れて、最後の打者となった。
大谷に代わって急遽先発を任されたシーハンは、初回、2回とソロホームランを浴びるなど4回2/3、84球、5安打、2被本塁打、2四球、2失点。6回には2番手のカスペリアスも失点した。
一方の打線は2回の無死満塁、3回の2死満塁、5回の1死一、三塁とチャンスを作るも一本が出ず無得点。今季8度目となる完封負けとなった。
なお同日の試合でナ・リーグ西地区2位のパドレスも敗れたため、ドジャースの優勝マジックは「20」となっている。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)