【MLB】オリオールズ 4ー3 ドジャース(9月6日・日本時間7日/ボルチモア)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でオリオールズ戦に先発出場。この日は5打数1安打、1打点で、47号はおあずけとなった。一方、今季27試合目の先発マウンドに登った山本由伸はノーヒットノーラン達成目前となった9回2死にホームランを浴びて降板。打者28人と対戦して10奪三振の圧巻ピッチングを披露したものの、直後にチームが継投で崩れて3−4でサヨナラ負け。山本は今季12勝目を逃した。
この日は、現地ボルチモアが悪天候により約20分遅れてのプレイボールを迎え、チームは9連戦で4連敗を喫する中、5日目のゲームに臨んだ。
大谷は初回、第1打席にオリオールズの先発左腕トレーバー・ロジャーズと対戦。フルカウントからの6球目、94.4マイル(約151.9キロ)のシンカーをライト前に運び3試合ぶりにヒット。続く第2打席は3回表、1死二、三塁のチャンスで打席に立つと、初球からスイングすると、スライダーを捉えきれずショートごろに打ち取られたものの、この間にランナーが生還して先制点の打点を記録した。
第3打席は5回表、第2打席と同様、1死二、三塁の場面で空振り三振。第4打席は7回表、無死一塁でレフトフライ。第5打席は9回表にセカンドゴロに倒れた。
試合は、3回の大谷の打点で先制したドジャースが、5回にも2死二、三塁でベッツのショート強襲ライナーで追加点を上げ、さらに7回にも1点を加えて試合を主導。投げては山本がノーヒットノーランペースで快投を続けると、9回2死にまさかのホームランを被弾して降板。ここからドジャースは、まさかの継投で崩れ、3点差をひっくり返されて3−4でサヨナラ負け。山本の12勝目がなくなるとともに、チームは5連敗を喫した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)