メジャーリーグワールドシリーズ第2戦 26日(日本時間)
トロント・ブルージェイズ 1対5 ロサンゼルス・ドジャース トロント・ロジャースセンター
ニューヨーク・ヤンキース(1998年、1999年、2000年)以来のワールドシリーズ連覇を目指すロサンゼルス・ドジャースは、山本由伸投手(27)が先発登板、大谷翔平選手(31)は1番・指名打者でスタメン出場、山本投手が同一ポストシーズンでは24年ぶりとなる2試合連続の完投勝利を記録し、5対1でドジャースが勝利した。
25日行われた第1戦では、大谷選手のワールドシリーズ初のホームランが飛び出すもブルージェイズに11対4と大敗した。
連敗を避けたいドジャースは、ブルージェイズの先発ケビン・ゴーズマン投手(34)に対して初回に2アウトからフレディ・フリーマン選手(36)がツーベースヒットで出塁すると、続くウィル・スミス選手(30)がセンターへのタイムリーヒットを放ち、幸先よく先制する。
しかし3回、ブルージェイズの先頭打者にデッドボールで出塁を許すと4番のアレハンドロ・カーク選手(26)がセンターへの犠牲フライを放ち、同点に追いつかれる。
4回以降は両チームの先発投手がヒットを許さず、スコアに0が並ぶ投手戦となる。
試合が動いたのは7回。
第一打席でタイムリーヒットを放ったスミス選手がレフトポール際へ飛び込むソロホームランを放つと、2アウトからマックス・マンシー選手(35)からもソロホームランが飛び出し、3対1とドジャースが勝ち越しに成功する。
8回には大谷選手がバットを折られながらも一二塁間を抜くヒットを放ち、打線が繋がると相手のバッテリーエラーなどで追加点を入れる。
5対1で迎えた9回、ドジャースベンチは先発の山本投手にマウンドを託す。
この采配に山本投手が三者凡退と応えて、ドジャースが勝利した。
山本投手は3回に1失点を失うも、4回以降は一人もランナーを出さない好投を披露し、同一ポストシーズンでは24年ぶりとなる2試合連続の完投勝利をあげ、連敗が許されない試合できっちりと結果を残した。
第3戦はロサンゼルスに戦いの場を移し、ドジャースが本拠地でワールドシリーズ連覇を目指す。




