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日本のプロ野球、SMBC日本シリーズ第4戦です。ここまでソフトバンク2勝、阪神1勝となっています。どんな試合になったのでしょうか。
阪神巻き返すか ソフトバンク大手か
日本一に突き進むか、はたまたタイに戻すか。
2回、ソフトバンクは2試合連続ホームランの4番・山川穂高選手(33)。阪神・高橋遥人投手(29)のストレートを完璧に捉え、日本シリーズタイ記録となる3試合連続の一発で先制します。
3回、先発の大津亮介投手(26)は一打同点のピンチを迎え、3試合連続タイムリーの4番・佐藤輝明選手(26)。センターフライに打ち取り、セ・リーグ2冠の主砲に仕事をさせません。
その後、1点を追加し6回。チャンスを作ると好投の大津投手に代え、代打・近藤健介選手(32)。このシリーズ、甲子園初打席でタイムリー。ソフトバンクがリードを3点に広げます。
一方、本拠地で意地を見せたい阪神は8回。先頭の1番・近本光司選手(30)。4番手・松本裕樹投手(29)からヒットで出塁すると、その後、1塁2塁とチャンスを広げ、ここまでノーヒットの4番・佐藤輝明選手。しぶとく食らいつき4試合連続タイムリー!1点を返します。
さらに大山悠輔選手(30)の内野ゴロの間にランナーがかえり、3対2と詰め寄ります。
1点差で9回、追いつくかそれとも王手か。この日はソフトバンクが勝利し、5年ぶりの日本一へあと1勝です。
山川選手
「(Q.試合連続のホームランは日本シリーズタイ記録、史上6人目の快挙です)大変光栄に思います」
「(Q.日本一に王手、ファンに一言)あしたも最高の試合をしましょう!」
「(Q.試合連続のホームランは日本シリーズタイ記録、史上6人目の快挙です)大変光栄に思います」
「(Q.日本一に王手、ファンに一言)あしたも最高の試合をしましょう!」
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松坂解説 勝負を分けた“小久保采配”
勝負を分けたポイントを松坂大輔さんが解説します。
ヒロド歩美キャスター
「きょうも1点を争う接戦となりました。これでソフトバンクが日本一に王手をかけましたが、この試合のポイントを教えてください」
「きょうも1点を争う接戦となりました。これでソフトバンクが日本一に王手をかけましたが、この試合のポイントを教えてください」
松坂さん
「小久保監督の采配です。先発の大津投手が5回まで被安打3無失点の好投でした」
「小久保監督の采配です。先発の大津投手が5回まで被安打3無失点の好投でした」
ヒロドキャスター
「ピンチというピンチがなかった印象です」
「ピンチというピンチがなかった印象です」
松坂さん
「本当にいいピッチングだったと思います。それでも6回のチャンス、大津投手の打席で代打を送ってきます」
「本当にいいピッチングだったと思います。それでも6回のチャンス、大津投手の打席で代打を送ってきます」
ヒロドキャスター
「近藤健介選手が来ました。ただ大津投手は、球数としては59球とまだ余裕があるのではないかと思います」
「近藤健介選手が来ました。ただ大津投手は、球数としては59球とまだ余裕があるのではないかと思います」
松坂さん
「ただ、大津投手はイニング別の防御率でいうと6回が最も悪いんです。しかも、次は3巡目のクリーンアップで森下選手からでした。その前で思い切って代えてきました」
「ただ、大津投手はイニング別の防御率でいうと6回が最も悪いんです。しかも、次は3巡目のクリーンアップで森下選手からでした。その前で思い切って代えてきました」
ヒロドキャスター
「その代打の近藤選手が貴重な追加点のタイムリーを放ちます」
「その代打の近藤選手が貴重な追加点のタイムリーを放ちます」
松坂さん
「見逃せばボールだったと思います。そんな難しいボールを打った近藤選手もすごかったですし、結果的にこの場面の小久保監督の采配が試合を決めました」
「見逃せばボールだったと思います。そんな難しいボールを打った近藤選手もすごかったですし、結果的にこの場面の小久保監督の采配が試合を決めました」
ヒロドキャスター
「代打で近藤選手がいるソフトバンクの選手の層の厚さは改めてすごいと思います。ソフトバンクが3連勝で日本一に王手をかけましたが、改めてここまでの日本シリーズ、これからの日本シリーズをどう見ますか?」
「代打で近藤選手がいるソフトバンクの選手の層の厚さは改めてすごいと思います。ソフトバンクが3連勝で日本一に王手をかけましたが、改めてここまでの日本シリーズ、これからの日本シリーズをどう見ますか?」
松坂さん
「本当にいい試合をしていますし、どちらが勝ってもおかしくないと思います。阪神はホームでこのまま終わるわけにはいかないので、あすも楽しみにしています」
「本当にいい試合をしていますし、どちらが勝ってもおかしくないと思います。阪神はホームでこのまま終わるわけにはいかないので、あすも楽しみにしています」
ヒロドキャスター
「あすの第5戦の予告先発は、阪神が大竹耕太郎投手(30)、ソフトバンクが有原航平投手(33)となっています」
「あすの第5戦の予告先発は、阪神が大竹耕太郎投手(30)、ソフトバンクが有原航平投手(33)となっています」
(「報道ステーション」2025年10月29日放送分より)
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