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27日はプロ野球の守備のベストナインに贈られるゴールデン・グラブ賞の授賞式が行われ、今シーズン、守備で熱く盛り上がるシーンを見せてくれた選手にヒロド歩美キャスターが話を聞いてきました。
セ・リーグを盛り上げた守備職人
まずはセ・リーグです。なんと9人中7人が阪神から選出。リーグ史上最多、まさに阪神ジャックとなりました。
MVPに輝いた佐藤輝明選手(26)は初受賞。昨シーズン12球団ワーストの23エラーが今年は激減。守備の強化が実りました。
さらに、初受賞となった森下翔太選手(25)。強肩を武器にWBCではセンターでの起用があるかもしれません。
阪神で埋められた内野陣に食い込んだのが、初受賞の巨人・泉口友汰選手(26)。今シーズン、ショートで最もアウトを稼ぎ出しました。
「まさか自分が頂けるとは思っていなかったので、とてもうれしく思います」
西武・西川愛也 今季一番の熱い守備
一方、パ・リーグは6人が初受賞。その中で、西武の外野手・西川愛也選手(26)に話を聞きました。
「(Q.守備で意識していることはありますか?)消極的になりすぎないこと。チャージも全力で緩めずにいきたい。それは怠らずにやっています」
全力チャージのベスト熱盛が…。
「県営大宮のロッテ戦。前へのダイビングキャッチがベストプレー」
埼玉・花咲徳栄高校時代から慣れ親しんだ大宮球場での試合、ダッシュで猛チャージ!
「結構前に落ちそうで、間に合わないと思った。飛び込んだぐらいで『届かない』と思って。ちょっと左手を伸ばしていけたからギリギリ届いた。『無理』と思ったのが捕れたのからうれしかった」
ソフトバンク・周東佑京 熱盛守備の舞台裏
そして、日本一のソフトバンクからは2人が選出されました。2年連続受賞の周東佑京選手(29)はなんと…。
「(Q.熱盛の登場回数が今季最多5回ということで、おめでとうございます)ありがとうございます。熱盛王ですね!」
「(Q.一番熱く盛り上がったプレーは?)ゲームセットで飛び込んで捕ったプレー」
「(Q.一番熱く盛り上がったプレーは?)ゲームセットで飛び込んで捕ったプレー」
9月のオリックス戦、1点リードの9回、2アウト1塁3塁のピンチ。抜かりない準備がチームを救いました。
「守りに行く前に西野(真弘)さんが代打出てくることもコーチと話して考えて、初球や若いカウントであれば意外と引っ張ってくる」
引っ張り傾向のデータを頭に入れた、その初球でした。ダイビングキャッチでゲームセット!
「抜けたら終わり、抜けたら2点入ると思ったので、準備の段階で捕れた」
(「報道ステーション」2025年11月27日放送分より)
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