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慶応大学(慶応湘南藤沢高校)の常松広太郎選手(4年)はこの秋、日本のドラフトでは指名されませんでしたが、その直後、驚きのオファーが届きました。
なんとメジャーの名門シカゴ・カブスからマイナー契約の打診を受けたのです。
エリート人生はずれメジャーに挑む
ヒロド歩美キャスター
「いつカブスからオファーを受けたんですか?」
「いつカブスからオファーを受けたんですか?」
常松選手
「ドラフトの後、数日後にいただきました。自分の中では(この後)どこで働いて、こういったライフスタイルがあるというのを想像していた矢先にそういったオファーがあって、それでも人生面白くなりそうだな」
「ドラフトの後、数日後にいただきました。自分の中では(この後)どこで働いて、こういったライフスタイルがあるというのを想像していた矢先にそういったオファーがあって、それでも人生面白くなりそうだな」
実は、常松選手はすでにアメリカ金融大手のゴールドマン・サックスから内定を得ていました。ドラフト指名がなかったことで、野球を辞める決意をしていた矢先…。
「どちらも迷わずにはいられないような2つのチョイスだと思う。野球で新しいチャレンジをできる。すごく面白いなと思ってます」
常松選手は今年、慶応大学の4番として4本のホームランを放っています。カブスからは恵まれたパワーから生み出される打球速度を高く評価されていました。
超一流企業の内定よりも、もう一度野球に挑戦したいという気持ちが芽生えたそうです。
大越健介キャスター
「いばらの道と言えるかもしれませんが、こんないばらの道は普通、誰も挑戦できませんから。頑張ってほしいです」
「いばらの道と言えるかもしれませんが、こんないばらの道は普通、誰も挑戦できませんから。頑張ってほしいです」
この決断には常松選手なりの考えがあるそうなんです。
「個人的にはこの20代で、この体力は限られた資本。チャンスは全員に回ってくるわけではない。このチケットを使うべきだなと思いました。大学の監督は本当に面白がっていて『お前行ってみろよ』という感じで軽いノリ。後輩もみんな基本タメ口なんですけど『ツネ行けよ』みたいな感じで、みんな背中押してくれて」
チームメートからも愛されていて、内定した後ゴールドマン・サックスからも「ぜひ行ってこい!」と背中を押してくれたそうです。
ちなみに、常松選手は幼いころ3年間アメリカで過ごし、その後もコツコツと英語の勉強を続けていました。
常松選手
「TOEICは990点ですね」
「TOEICは990点ですね」
ヒロドキャスター
「満点ですね!すごい」
「ぜひカメラに向かって、英語で意気込みを」
「満点ですね!すごい」
「ぜひカメラに向かって、英語で意気込みを」
常松選手
「I want everyone to watch my decision and watch how I act after my decisions.(僕の決断、そして決断後の行動を見守っていただけると幸いです)…という感じで大丈夫ですか?」
「I want everyone to watch my decision and watch how I act after my decisions.(僕の決断、そして決断後の行動を見守っていただけると幸いです)…という感じで大丈夫ですか?」
ヒロドキャスター
「素晴らしい。もう大丈夫ですね!英語はもう完璧」
「素晴らしい。もう大丈夫ですね!英語はもう完璧」
常松選手
「渡米後は色々なレベルの高さにぶつかると思う。挑戦する姿を皆さんにお見せして、少しでも刺激を与えられたらいいなと思っています」
「渡米後は色々なレベルの高さにぶつかると思う。挑戦する姿を皆さんにお見せして、少しでも刺激を与えられたらいいなと思っています」
(「報道ステーション」2025年12月3日放送分より)
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