メジャーリーグへの移籍を目指していた2人の日本人選手のチームが年明けに決まりました。岡本和真選手(29)は去年ドジャースとワールドシリーズを戦ったブルージェイズに。そして、今井達也投手(27)はア・リーグの強豪アストロズです。今井投手はどのような思いで海を渡ったのか密着しました。
焦らず…3年99億円で契約
契約期限6日前の先月27日(現地時間)、今井投手の姿はアメリカ・ロサンゼルスにありました。
「(Q.ロサンゼルスに来た目的は?)(代理人)スコット・ボラスさんとミーティングだったり、これから契約に至っての話をしようと思っています。今の状況、どういうオファーが来たとか、僕からの契約にあたっての要望とか」
「(Q.どこにいつ飛ぶかは?)今のところ未定なので、期限までどうなるか」
期限まで1週間を切っても、契約合意はなし。それでも今井投手に焦りはありませんでした。
合間の時間は、現地のスーパーへ買い出しに行きます。
この日は、代理人ボラス氏と3時間ミーティング。しかし、進展はありませんでした。
「(Q.具体的な候補がないなか、どんな心持ち?)期限までにオファーが1球団だけとか2球団、3球団かもしれない。そんななかでもベストな選択というか、家族やチーム今井として一緒に戦うスタッフさんもいる。そういう方々の考えも踏まえて、良い選択ができるようにしたい」
正式なオファーがないなか、連日打ち合わせを続けていきました。そして期限まで1日を残し、ヒューストン・アストロズと3年最大99億円で契約合意に至りました。
強豪へ入団 飛躍の下地も
電撃的なアストロズ入りについて、先月番組で対談を行った西武の先輩・松坂大輔さんはこう話します。
テキサス州ヒューストンに本拠地を置くアストロズ。直近10年間で地区優勝7回、ワールドチャンピオンにも2度輝いている強豪です。
気になる投手陣の軸は、エースのブラウン投手(27)。昨シーズン12勝をあげ、サイ・ヤング賞の最終候補に残りました。
しかし、5年連続2ケタ勝利をマークしたバルデス投手(32)がFAとなっていて、先発投手の補強を狙っていました。
さらに、松坂さんはアストロズのイメージについてこう話します。
サイ・ヤング賞を獲得したコール投手(35)やバーランダー投手(42)。そして、シーズン途中にアストロズへ移籍して成績を伸ばした菊池雄星投手(34)のように獲得した選手が大きく飛躍する下地があると、松坂さんはいいます。
岡本和真はサードで起用か
そして日本時間4日に交渉期限1日を残し、ブルージェイズへの移籍が発表された巨人・岡本選手は、4年およそ94億円とビッグな契約を結びました。
去年のワールドシリーズ、ドジャースと激闘を演じたのがブルージェイズでした。
再び世界一に挑むチームで戦うことになった岡本選手。強豪ひしめくア・リーグ東地区でしのぎを削ります。
一方、守備ではサードでの起用が濃厚とされているが、日本人は内野手でレギュラーをつかんだ選手が少ないんです。
高橋光成は1年後再挑戦?
今井投手、岡本選手が海を渡る一方、西武残留を選択したのが、高橋光成投手(28)です。
MLB公式ページによると、3球団からメジャー契約でのオファーがあったとのこと。しかし、そのなかで日本時間5日の締め切りを待たずに西武との契約を発表しました。
松坂さんは前向きな選択だったのではと推察します。
高橋投手は今シーズン中に海外FA権を取得する見込みで、1年後の再挑戦となるかもしれません。
(「報道ステーション」2026年1月5日放送分より)









