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2026年1月28日 15:23

侍ジャパンWBC連覇へのポイント 投手陣は「第2先発」打撃陣は「打順」 前回大会コーチ・吉井理人が考察

侍ジャパンWBC連覇へのポイント 投手陣は「第2先発」打撃陣は「打順」 前回大会コーチ・吉井理人が考察
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WBC日本代表です。26日、侍ジャパンのメンバー30人中29人が発表されました。このメンバー選考には井端弘和監督(50)のどんな狙いがあるのか。前回のWBCで栗山英樹監督(64)のもと投手コーチを務めた吉井理人さん(60)に考察してもらいました。そして、連覇へのキーマンが見えてきました。

投手陣のポイントは「第2先発」

まずは投手陣から。ワールドシリーズMVPの山本由伸投手(27)をはじめ、メジャーで戦う5人が並びます。吉井さんがポイントとして挙げたのは…。

「第2先発。球数制限があるということは、1次ラウンドは先発が2〜3イニングで交代。その後投げるピッチャーが大事」

WBCでは球数制限があるため先発の後を投げるリリーフ、第2先発が鍵となります。

しかし、普段先発をしているピッチャーがリリーフとして登板するのは調整が難しくなります。

WBC2023年大会の伊藤大海
WBC2023年大会の伊藤大海
「前回は伊藤大海投手にお願いしました。一番信頼していたピッチャー」

前回大会の準々決勝。5回、先発の大谷翔平選手(31)がイタリア打線につかまり、2点差となった場面。2番手でマウンドを託したのが、伊藤大海投手(28)でした。

期待通り、ピンチを切り抜けました。

「裏話になるのですけど、他のピッチャーには『ここで投げます』と言う。伊藤投手はいつ出番が回ってくるかが分からないので、あまり言えなかった。『吉井さんは僕のことを信頼していないのですかね』と言っていた。逆にめちゃくちゃ信頼していたので、ジョーカー的な使い方ができるピッチャー。今回はあれよりもレベルが上がっているので、今回また。真っすぐもそうですし、スライダー、フォーク。シュートも投げ始めているので、手ごわいピッチャーになっています」

ロッテ種市も第2先発の適性

ロッテの種市篤暉
ロッテの種市篤暉

そして、ロッテの監督として成長を近くで見てきた選手もいます。

「種市もリリーフから長いイニングはできる」

WBC代表初選出となった種市篤暉投手(27)です。

「井端監督も『種市はリリーフもできそう』という思いがあったみたいで、特徴はフォークボール。彼のフォークは千賀(滉大)の“お化けフォーク”に匹敵するくらい打ちづらい。私も絶対通用すると思っている。どれだけ海外のバッターに通用するか楽しみ」
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打順どう組む?大谷は何番

WBC2023年大会の大谷翔平
WBC2023年大会の大谷翔平

一方、野手陣も豪華メンバーです。

メジャーで実績のある大谷選手、鈴木誠也選手(31)に加え、今年から挑戦する村上宗隆選手(25)、岡本和真選手(29)などが集うなか、打順をどう組むのか。

「私は1番・大谷がいいと思う。インパクトありますし、世界で一番いい打者なので、打席がいっぱい回ってくる方がチームにとっても得だと思う」
WBC2023年大会の近藤健介
WBC2023年大会の近藤健介

1番は大谷選手。しかし、勝負を避けられるケースを想定すると、後を打つバッターがキーマンになります。

「2番は近藤(健介)。近藤は投手に球数を投げさせることもできる。バッティングも良く出塁率も高いので、大谷が長打を打った後に、近藤がヒットを打って1点返す。そんなこともできますから。近藤は日本一の打者だと思っているので、世界一と日本一の打者で並べるのがいい」

守備のポイントは「複数」

野手について、吉井さんは「複数ポジション守れる選手」の重要性も話していました。

例えば、ソフトバンクの牧原大成選手(33)。前回大会も出場していました。まず内野を守れます。さらには外野も守れます。どこでも鉄壁、ピッチャーとキャッチャー以外はどこでも守れます。

複数ポジション守れる選手
複数ポジション守れる選手

牧原選手の他にも複数守れる選手が多いのが、今回の侍ジャパンとなっています。

大越健介キャスター
「ユーティリティープレーヤーと言いますが、短期決戦でその選手を最大化するために、こうした選手たちを使うと効果的に運べます」

小園海斗選手(25)もセカンド、サード、ショートを守れますが、本人はファーストミットも外野用のグローブも持っていくと言っていたので、大変心強いなと思います。

(2026年1月27日放送分より)

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