ミラノ・コルティナオリンピックです。団体戦に続き、日本時間11日午前、個人戦に登場したフィギュア日本勢は、絶対王者を相手に熱い戦いを見せました。
ピンチを救ったコーチ
団体銀メダルの日本は、いよいよ個人種目が始まりました。
11日午前6時ごろ、男子ショートプログラムに登場したのは、佐藤駿(22)。万全の準備に至るまでには“ある人物”の支えがありました。
9日の団体メダルセレモニーで、なにやら表彰台を気にする選手たち。実は表彰台の表面が、ザラザラとしたアスファルトのような状態だったため、選手の生命線、スケート靴の刃が刃こぼれしてしまったのです。
このピンチを救ったのが、佐藤を指導する日下匡力コーチ(46)。コーチとしては珍しい研磨技術のスペシャリストです。
そこで、佐藤をはじめ全員分のスケート靴を修復しました。
佐藤駿が冒頭に大技
思わぬトラブルも刃こぼれも見事に解決した日下コーチに背中を押され、佐藤がショートプログラムに挑みます。
コンビネーションジャンプでミスが出てしまいますが、最後のジャンプは危なげなく成功し、ステップやスピンで立て直します。納得のいく表情は出ませんでしたが、この時点で5位につけます。
マリニン 貫禄の演技
そして、登場したのが世界王者のイリア・マリニン(21)。
マリニンといえば、「団体は50%の力で臨んだ」と発言していました。果たして「個人で100%」は見られるのでしょうか。
マリニンが、いきなり見せます。4回転フリップを成功させると、世界王者が貫禄の演技で会場を沸かせます。
マリニンが、この時点でトップに立ちます。
鍵山優真 逆転の金目指す
最終滑走の鍵山優真(22)。独特の雰囲気の中、悲願の金メダルをかけた演技が始まります。
冒頭の2本のジャンプを鮮やかに決めると。トリプルアクセルは、着氷でわずかに乱れますが、世界一と評されるステップで会場のボルテージを高めます。
結果は2位。12日のフリーで、逆転の金メダルを目指します。
(2026年2月11日放送分より)




