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2026年2月18日 16:00

りくりゅう「メンタル崩壊」から1日で何が?7年の絆が生んだ「諦めない大切さ」

りくりゅう「メンタル崩壊」から1日で何が?7年の絆が生んだ「諦めない大切さ」
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フィギュアスケートのペアで、大逆転で金メダルを獲得した、“りくりゅうペア”が、一夜明け、会見を開きました。

前日のショートでミスした失意からの大逆転で金メダルを獲得した舞台裏をみていきます。

■三浦「私が強くならなければ」献身サポート「これが7年の絆」

りくりゅうペア、大逆転の舞台裏についてみていきます。

りくりゅうペアは日本ペア史上初の金メダル獲得の快挙を成し遂げました。

三浦璃来選手は会見で、
「オリンピックという舞台で自分たちらしい演技ができて本当にうれしく思っている
木原龍一選手は、
「まだ実感はわいていないが、このオリンピックで本当に諦めない大切さを改めて学べた」と話しました。

木原選手が「諦めない大切さを学べた」とした理由です。

ショートプログラムで得点源のリフトでミスをし、首位と6.9点差の5位発進と出遅れました。

木原選手はショートプログラム直後を振り返り、
「あれはちょっとしたことではなかった。なんでこんなことになってしまったんだと。メンタルが崩壊した」といいます。

この発言の背景です。

「(ミスをした)リフトは私たちの最大の武器。十何年やってきたことであとちょっとのところでダメだったのかと思った時の心のくやしさ。涙が止まらなかった」

木原選手はフリー当日の朝も落ち込んでいました。

三浦選手です。
「(木原選手は)ショートの後もそうだし、フリーの日も朝ごはんからポロポロ泣いて。(ペアの7年間で)初めてだった」
「逆に私が強くならなければと思えた。今までの支えがあったからこそ反対の立場になれたのかなと」
そしてフリーの前、泣いている木原選手に三浦選手は、
「私はきょう、龍一くんのために滑るよ。まだ終わってない。自分たちが積み重ねてきたものがあるから絶対大丈夫」と声をかけたということです。

りくりゅうペアは年齢は9歳差、身長は30センチほど差があります。
いつもは競技歴も長い木原選手がリードする役割です。

木原選手です。
「メンタル的には僕がリードする立場のことは多いが、今回は本当にリクちゃんが僕のことを心からサポートしてくれた。これが7年の絆なんだなと改めて思ったし感謝しかない
「泣いたから気持ちが吹っ切れたのでは」と問われると、木原選手は、
「睡眠不足もあったので(フリーの前に)しっかり睡眠をとったことで気持ちも体もリフレッシュすることができ、それも良かった」と答えました。
三浦選手のサポート姿勢について、元フィギュアスケーターで、三浦璃来選手を指導したこともある若松詩子さんです。
「初めは木原選手が三浦選手の世話係という感じだったが、2025?年世界選手権で優勝したあたりから、三浦選手もいい意味でプライドが出てきて、メンタリティーが強くなり、木原選手のフォローもできるぐらいにまでなってきたとみている」
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■木原選手の元パートナー高橋成美さん語る りくりゅうの絆

木原選手の元パートナーでフリーのときの解説が感動を呼んだ、高橋成美さんが語る、りくりゅうペアの絆について見ていきます。

2013年、高橋さんは木原選手とペアを組みます。
2014年のソチ五輪に出場し、団体で5位の成績を収めます。

高橋さんから見て、木原選手は、
まじめで石橋をたたいて渡っていくタイプ。自分が納得したものを一つ一つ積み上げて大きな舞台で力を発揮する。また、実は感情が表に出やすい。表現力が大事なフィギュアスケーターに向いているタイプ」だということです。

2019年に木原選手は、三浦選手とペアを結成します。

高橋さんから見て二人は、
「上っ面の仲のよさじゃなくて本当に苦楽を共にした兄妹のような関係」だといいます。

木原選手が腰を痛めてリハビリをしているときは、同じ施設内で、三浦選手もトレーニングし、木原選手を励ましていたといいます。

高橋さんです。
「2人は自分自身よりも相手のことをよく理解しているペア。自分自身にかける言葉よりも、相手にかけてあげる言葉のほうが強くて励みになる。組んでから7年間、繰り返しそれをやってきたことで強いメンタルでオリンピックに臨めた
「フィギュアスケートは自分自身を信じる力が大事。2人で滑るペア競技では自分だけでなく相手のことを信じる力も必要になる。2人の信じる力や積み重ねたものが今回の逆転劇につながった」

(「羽鳥慎一モーニングショー」2026年2月18日放送分より)

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