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2026年3月13日 20:33

【WBC】侍ジャパン準々決勝の相手ベネズエラ「日本に近い野球」齋藤隆氏が分析 その予想スタメンは

【WBC】侍ジャパン準々決勝の相手ベネズエラ「日本に近い野球」齋藤隆氏が分析 その予想スタメンは
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侍ジャパンは3月15日(日本時間)、準々決勝でプールDを2位で通過したベネズエラと対戦する。

12日(日本時間)に行われた一次ラウンド・プールDのベネズエラ対ドミニカ共和国との一戦を観戦した元メジャーリーガーの齋藤隆氏が、ベネズエラの特徴、そして侍ジャパンが勝つためのポイントを語った。

ベネズエラは「日本に近い野球」

齋藤氏はまず、ベネズエラ対ドミニカ共和国の試合をこう振り返った。

「ドミニカ共和国のパワーが目立った試合ではありましたが、終わってみればベネズエラが2点差まで追いついている。全く違う野球をする両チームですが、それでも拮抗しているというところに、両チームの持ち味が出ていたと思います」

この試合に敗れたベネズエラについて齋藤氏は、日本に近い野球をするチームだと語る。

「ここまでプールDの試合を見てきて感じるのは、ベネズエラはかなり日本に近い野球をするということ」

この試合ではキャプテンのS.ペレス選手(35・ロイヤルズ)が打線のブレーキとなったが…
「もし彼に1本でも出ていれば結果は変わっていた可能性があります。進塁打でも何でもいいので仕事ができていれば、全く違う展開になっていたと思います」と紙一重の試合だったと振り返った。

S.ペレス選手(ベネズエラ対イスラエル)
S.ペレス選手(ベネズエラ対イスラエル)

侍ジャパンが警戒すべき上位打線

侍ジャパンが対戦するベネズエラについて、齋藤氏は上位打線の強力さを挙げる。

特に警戒すべき選手として名前をあげたのが1番から3番を打つR.アクーニャJr.選手(28・ブレーブス)、M.ガルシア選手(26・ロイヤルズ)、L.アラエス選手(28・ジャイアンツ)だ。

「この1、2、3番が絡むとベネズエラは非常に得点能力が高くなる。
侍ジャパンのバッテリーとしては、まずこの上位打線をどう抑えるかが守りのポイントになります」

R.アクーニャJr.選手(ベネズエラ対ドミニカ共和国)
R.アクーニャJr.選手(ベネズエラ対ドミニカ共和国)

齋藤隆氏のベネズエラ予想スタメン

ベネズエラの打線について齋藤氏は、次のようなスタメンを予想する。
メジャーリーグで実績を残す強打者が並ぶ強力打線だ。

先発投手
R.スアレス投手 ※2024年から2年連続でメジャー12勝
スタメン
1、右翼 R.アクーニャJr. ※史上初「40本塁打、70盗塁」を達成(2023年)
2、三塁 M.ガルシア ※170安打、16本塁打、74打点、GG賞(2025年)
3、一塁 L.アラエス ※3年連続首位打者(2022-2024年)
4、捕手  S.ペレス ※主将、メジャー通算303本塁打
5、DH   E.スアレス ※メジャー通算325本塁打
6、左翼 W.アブレイユ ※22本塁打(2025年)
7、遊撃 E.トーバー ※山本投手から10打数7安打2本塁打
8、二塁 A.ヒメネス ※3年連続で140安打以上(2022-2024年)
9、中堅 J.チョウリオ ※2024年メジャーデビュー、2年連続で「20本塁打、20盗塁」
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“山本キラー”を擁するベネズエラ打線

侍ジャパンは山本由伸投手(27)が先発する予定だ。

齋藤氏は今大会、打率.500、2本塁打、14打点と好調のL.アラエス選手との対戦をポイントに挙げた。
「アラエスはカウントを見ながら長打も狙えるし、四球も選べる。ピッチャーの出方によって打席の中で色々対応できる打者です」

その上で攻略法については、「まずファーストストライクをしっかり取ること。際どいボールを振らせる配球がポイントになると思います」と語った。

L.アラエス選手(ベネズエラ対ニカラグア)
L.アラエス選手(ベネズエラ対ニカラグア)

さらに、ベネズエラが対山本投手対策としてE.トーバー選手(24・ロッキーズ)を起用する可能性にも言及した。

山本投手とE.トーバー選手の対戦成績は、10打数7安打2本塁打と “山本キラー”と言えるだろう。
「先発投手が嫌なバッターがいるのにベンチに置いておくというのは考えづらい。打線のどこか、あるいは代打で出てくる可能性は十分あると思います」

E.トーバー選手(ベネズエラ対イスラエル)
E.トーバー選手(ベネズエラ対イスラエル)

ベネズエラは左腕2枚で日本対策か

ベネズエラの投手起用については左腕のR.スアレス投手(30・レッドソックス)、E.デヘスス投手(29・タイガース傘下)の2人を中心とした継投を予想した。

「この2人で5回から6回までゲームを作れれば、ベネズエラとしては理想的な展開になると思います」
侍ジャパンに左打者が多いことから「左投手を当ててくる可能性は十分ある」と分析した。

日本戦に先発予定のR.スアレス投手
日本戦に先発予定のR.スアレス投手

ベネズエラ野球は「日本とドミニカの中間」

齋藤氏はベネズエラの野球について、次のように表現した。

「ドミニカのようにパワーもあるし、日本のように状況に応じた野球もできる。ドミニカと日本の中間にあるチーム」

実際に試合でも、4番のWJ.コントレラス選手(28・ブルワーズ)が右方向へ打球を運び、進塁を意識した打撃を見せた場面をあげ、「ホームランを狙ってもいい場面で、チームのための打撃を選択した。ああいうプレーはベネズエラの野球を象徴していると思います」と評価した。

盛り上がるベネズエラ選手(ベネズエラ対ドミニカ共和国)
盛り上がるベネズエラ選手(ベネズエラ対ドミニカ共和国)

侍ジャパンが勝つためのポイント

最後に齋藤氏は、侍ジャパンが勝つためのポイントをシンプルに挙げた。

「動くボールをしっかり見極めて、有利なカウントを作れるか。そしてファーストストライクの甘い球を打ち返せるか。この2つが大事になります」

試合展開については、「序盤は最少失点で抑えることが大前提。チャンスで長打が出てビッグイニングを作れれば、侍ジャパンにとって理想的な展開になる」と予想した。

侍ジャパン(日本対オーストラリア)
侍ジャパン(日本対オーストラリア)

侍ジャパンの準々決勝については「もちろん侍ジャパンが勝つと思います。選手たちは勝つためにここに来ている。侍はやってくれると思います」と期待を寄せた。

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