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調子が上がらない中心選手を起用し続けるのか、あるいは外すのか。番組は前回大会でその決断を迫られた栗山英樹前監督(64)に聞きました。
不調の近藤選手は控え?9番?
「日本ラウンドのことを一回忘れた方がいいです。ピッチャーの質とかスピードとか動きが全然変わってくる」
メジャーリーガーがずらりと顔をそろえる準々決勝以降の戦いを前に、WBCの戦いを知る日本代表前監督・栗山さんは警戒を促します。
「中南米系のチームって乗ってくると怖い。過去日本代表はあんまりこういうチームとやっていない」
東京ラウンドは、大谷翔平選手(31)、鈴木誠也選手(31)、吉田正尚選手(32)といったメジャー組がしっかり結果を出した一方で、ブレーキとなったのが、首位打者のタイトルを持ち9年連続出塁率4割以上の近藤健介選手(32)です。
前回大会で不振の村上宗隆選手を起用し続けた栗山さんは、近藤選手に対して期待を込めて奮起を促します。
「選手はうまくいかない時があるんですよ」
「(Q.準々決勝、近藤選手はスタメン?)僕は、僕はですよ。優勝逆算でいえば、特に、近藤選手の出塁っていうのが、1本も打たなくてもいいです。でも、毎試合2つずつフォアボールを取ってくれるでもいいんだけど、やっぱり出塁っていうのはすごく重要になってくるので、逆に言えば、これだけ塁に出ないので近ちゃん(近藤)、もう出ますよね。僕の知っている近ちゃん(近藤)はもう出ますという感じです」
「(Q.準々決勝、近藤選手はスタメン?)僕は、僕はですよ。優勝逆算でいえば、特に、近藤選手の出塁っていうのが、1本も打たなくてもいいです。でも、毎試合2つずつフォアボールを取ってくれるでもいいんだけど、やっぱり出塁っていうのはすごく重要になってくるので、逆に言えば、これだけ塁に出ないので近ちゃん(近藤)、もう出ますよね。僕の知っている近ちゃん(近藤)はもう出ますという感じです」
大谷選手の“前の打者”も重要
さらに近藤選手の出塁に長ける能力は、大谷選手の打席にも関係してくると言います。
「ワールドシリーズで(大谷は)あれだけ歩かされるわけですから、もしかしたら全打席敬遠も考えておかなければいけない。大谷翔平の後ろも大事ですけど、前も大事なんですよ。例えば近ちゃん(近藤)は1番でも9番でもいいし、前にランナーを置く状況の確率を上げることは、翔平と勝負せざるを得ない状況を僕は作りたいです」
栗山さんが思い描く理想の打順はジグザク打線。大谷選手から始まり、1番から9番まで左、右、左、右ときれいに並びます。
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中継ぎ鍵は種市投手
目前に迫る準々決勝、負けられない戦いで勝敗を決めるのはディフェンスだと言います。
「我慢さえできれば必ずどっかで打線は点を取ってくれるので、どれだけディフェンスがしっかりして、ピッチャーが点を与えない状況を作るか、これに尽きる。ピッチャーを代えるタイミング。そこが一番の肝になってくる」
先発・山本由伸投手のあとはブルペン陣は総動員。そのなかで、並みいるメジャーリーガーに通用する投手が種市篤暉投手(27)だと言います。
1次ラウンド、韓国とオーストラリアを相手に2回5奪三振のパーフェクトピッチングを見せました。
「やっぱ三振取れないと、ここ一番のところで前に飛ぶとメジャーリーガーは詰まっても先っぽでも外野に持ってかれる。ホームランにもなってしまう。そういう意味では、種市みたいなピッチャーはすごく大きい」
「翔平がいると何か起きる」
侍ジャパンに決して欠かせない存在なのが、大谷翔平選手です。その大谷選手を日本ハム時代からよく知る栗山さんから興味深い話が飛び出しました。
「翔平がいると何かが起こります。これは間違いないです。一緒にユニホームを着てどれだけ驚いたことがあったか考えたら、彼はたぶん野球の神様にこの時代に遣わされた存在。だから褒めない。何をやってももっとやれることがある、それが彼の使命」
(2026年3月15日放送分より)
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