<ドジャース4ー1ロッキーズ>現地5月27日(日本時間5月28日)ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(31)は本拠地でのロッキーズ戦に「1番・投手」リアル二刀流で先発した。
初回、先頭打者をおよそ80マイルのカーブで空振り三振とし順調なスタートに見えたが、2アウトから四球。後続を断ち無失点に抑えるも、続く2回も2アウトから四球。3回こそ三者凡退としたが、4回には先頭打者から四球、死球で自らピンチを招くと、無安打で失点。最速100・3マイル(約161キロ)の4シームとスイーパーを軸にロッキーズ打線を圧倒する一方で、制球が安定せず5四球であったが、6回をノーヒット、7奪三振、1失点、防御率0.82とし5勝目をあげた。
試合後、ロバーツ監督は「背番号22をつけていた男を思い出すね。かなり似ている。」と昨年限りで引退したドジャースのレジェンド、クレイトン・カーショーと重ね合わせた。
大谷選手にとって、ロッキーズ先発の菅野智之投手(36)とは4月17日(同18日)に対戦し3打数2安打と相性は抜群。
前日に「なんとか勝利したい」と語っていた菅野だったが、初回先頭打者の大谷の本塁打で構想は崩れた。初回、93・7マイル(約150・8キロ)の4シームを打った瞬間、大きな打球音が響き渡ると、打球は瞬く間にセンターバックスクリーンへ吸い込まれた。菅野は1アウト後に3番フリーマンにも低めいっぱいに投じたカーブをレフトスタンドへ放り込まれ、今シーズン11被本塁打。昨年からの被本塁打数は44本となった。
大谷選手は、初回のホームランについて「当たった瞬間、入るなと思いましたし、いいスイングだったなと思います。」と振り返った。対する菅野投手は「(先頭大谷選手とフリーマン選手の本塁打は)防げた」と語ったが、結果が全てだった。大谷選手と菅野選手との日米通算では10打数7安打となった。
菅野投手が所属するロッキーズは首位のドジャースに16・5ゲーム差をつけられ最下位。日本での実績十分の菅野への期待はかなり高いが、被本塁打の数は他の投手と比べても多すぎる。
日米通算150勝を記録した菅野投手の日本で抜群だった制球力が、メジャーではボールやマウンドの違いからなのか十分に発揮されていない。大谷選手、山本投手に佐々木投手が所属するドジャースとはナ・リーグ同地区、今後も対戦する。来季に向けてもドジャースに対して好投するのは他球団へ向けてのアピールにもなる。次回の登板に期待だ。




