森保ジャパンの絶対に負けられない戦いが30日に行われます。相手は去年10月、初めて勝ったブラジル。優勝を目指す日本にとって避けては通れぬ最初の関門。勝利へのポイントを徹底分析します。
ブラジルの要注意選手
1勝2分けの2位につけて、3大会連続の決勝トーナメント進出を決めた森保ジャパン。
次の対戦相手は、グループCの1位、歴代最多5度の優勝を誇る、サッカー王国・ブラジルです。
そんなブラジルの今大会の強さのポイントは監督にあると元日本代表の福田正博氏(59)は指摘します。
その中でも特に注意すべき選手とは。
グループステージ7得点中、4得点を挙げているビニシウス・ジュニオール選手(25)。ブラジル攻撃陣の中心的存在で、常に得点に絡む活躍を見せている要注意選手です。
福田氏の予想スタメン
そのビニシウス選手を抑えるためには、どのようにすればいいか。
福田氏の予想スタメンは、前線には、上田綺世選手、鎌田大地選手、堂安律選手。中盤は、中村敬斗選手、伊東純也選手、田中碧選手、佐野海舟選手。スリーバックは、伊藤洋輝選手、谷口彰悟選手、冨安健洋選手。キーパーは、鈴木彩艶選手を予想しています。左サイドからの攻撃に対して、右サイドの選手がカギになると福田さんは言います。
1対1でも相手を封じる強さを持つ冨安選手(27)。チュニジア戦でも守備の要として無失点に貢献しました。
「(ビニシウス選手は)世界的に評価されている選手ですし、能力があるのは間違いないですけど、しっかりとみんなで対応できればいい」
さらにキーパーの鈴木選手(23)の活躍も欠かせないと福田氏は言います。
「番狂わせを起こすには、もう格上なんですよ。ここからはどう考えたって。ワールドカップの舞台でも十分にやっていける。ブラジルとやる時は押し込まれることがあるので、鈴木彩艶選手の活躍は絶対的に必要です」
ブラジルから得点するには
一方、ここまで1失点のブラジルから得点するための策は?
「一番の強みはサイドなので、伊東純也選手、中村敬斗選手、サイドに幅を取って前に攻めていく。なぜかというと、ブラジル相手に中央に行ってボールを失った時に直接カウンターが来る。カウンターをある程度警戒しないといけない時に、サイドからの攻撃はボールを失った時にはゴールまでの距離が長い。その辺も含めてサイド攻撃は一つのポイントになる」
去年10月、ブラジルとの親善試合。前半に2点のリードを許した日本でしたが、後半7分、相手の守備のミスを逃さず、1点を返すと、サイドからの攻撃とセットプレーで2点を追加し、大逆転。日本は歴史的な初勝利を収めました。
「だからと言って今度の戦いの勝利が保証されているなんて誰も思っていない。メンバーが違うことは日本代表は分かっているから。違うブラジルだって分かっている」
攻撃面の成長
そして今大会、森保ジャパンの攻撃面で、福田氏は前回大会に比べて成長を感じていました。
グループステージ第1戦のオランダ戦。1点を追う日本は、後半43分。苦手としていたセットプレーからの得点でした。練習でも強化に取り組んできたものが、ワールドカップ初戦の大事な場面で、実を結んだ瞬間でした。
さらに、第2戦のチュニジア戦での1点目。1戦目とメンバーを4人変えた中でも、相手を崩して見事な連携を見せた日本。福田氏も“美しいゴール”と絶賛しました。
歴史を塗り替える勝利へ。福田氏の予想スコアは「1対1で延長戦、PKで5対4で日本の勝利」。
(2026年6月28日放送分より)







