FIFAワールドカップ2026北中米大会もいよいよベスト4が出揃った。
フランス代表(世界ランキング1位)は、7月15日午前4時(日本時間)に準決勝でスペイン代表(同2位)と対戦する。
グループステージを全勝の首位で通過し、堂々と準決勝まで勝ち進んできたフランスには、レアル・マドリード(スペイン)でプレーするキリアン・エムバペ選手や、ウスマン・デンベレ選手(パリ・サンジェルマン/フランス)など、世界屈指のタレントが揃っている。
“優勝最有力候補”との呼び声も高かった2022年カタール大会では、決勝で惜しくもアルゼンチン代表にPK戦の末敗れ、準優勝に終わった。
今回も“最も優勝に近い”と言われるフランスの今大会の戦いぶりや注目選手を紹介する。
※世界ランキングは、7月11日時点
フランス代表
ワールドカップ最高成績:優勝(1998、2018年)
ワールドカップ出場回数:8大会連続17回目
FIFAランキング:1位(2026年7月11日試合終了時点)
“世界最強の戦力”
2022年カタール大会で得点王を獲得した“怪物”エムバペや、世界年間最優秀選手に贈られるバロンドールを2025年に獲得した“両利き”デンベレ、若手最注目株のマイケル・オリーセ選手(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)らに加え、控えにも各国の主要リーグで活躍する選手らを揃えるフランス。
その“タレント集団”を率いるのがディディエ・デシャン監督だ。
デシャンは14年にわたってフランス代表の監督を務め、W杯優勝(2018年)など常に上位の成績を収めてきた。
2連覇目前、決勝戦のPKで敗れた前回大会
2大会連続の優勝を目指していた前回の2022年カタール大会でもエムバペを中心とした圧倒的な戦力を誇ったフランスは、決勝でリオネル・メッシ選手を擁するアルゼンチン代表と対戦した。
試合はメッシの2ゴール、エムバペのハットトリックなどの打ち合いの末、3対3でPK戦へ。
PK戦ではアルゼンチンの守護神であるエミリアーノ・マルティネス選手の活躍もありフランスは惜しくも敗北。優勝目前で涙をのんだ。
全6試合16得点2失点の脅威の数字
今大会のフランスは、優勝した2018年ロシア大会や準優勝した2022年カタール大会と比較しても、すでに得点数の多さと失点数の少なさがともに目立ち、攻守両面での強度がうかがえる。
グループステージでは第1戦でセネガル代表と対戦。
活躍が期待されたエムバペが見事に2ゴールをあげ、3対1で勝利。
続く第2戦のイラン代表との対戦でもエムバペ選手の2ゴールで3対0で勝利。
既にグループ突破が確定していた第3戦ではノルウェー代表と対戦。
この試合では“バロンドーラー”デンベレのハットトリックもあり4対1で大勝。
決勝トーナメント1回戦(ベスト32)では、日本と同組のグループFを3位で突破したスウェーデン代表と対戦。またもやエムバペの2ゴールで3対0と危なげなく勝利。
決勝トーナメント2回戦(ベスト16)ではパラグアイ代表と対戦。相手の執拗な守備に苦戦するもエムバペのゴールで見事1対0で勝利。
準々決勝では前回大会ベスト4の成績を残した強豪・モロッコ代表と対戦。拮抗した展開になるとも思われたこの試合は、エムバペとデンベレの千両役者揃い踏みのゴールにより2対0で勝利。
モロッコのシュート数5本に対してフランスは22本と、圧倒的な力を見せつけた試合となった。
万全の状態で“無敵艦隊”スペイン代表との準決勝を迎えるフランス。
前評判通り、見事優勝することはできるのか注目が集まる。
【グループリーグ】
フランス 3対1 セネガル
フランス 3対0 イラク
フランス 4対1 ノルウェー
【決勝トーナメント1回戦】
フランス 3対0 スウェーデン
【決勝トーナメント2回戦】
フランス 1対0 パラグアイ
【準々決勝】
フランス 2対0 モロッコ
今大会メンバー
【GK】
マイク・メニャン
ロバン・リセール
ブリス・サンバ
【DF】
リュカ・ディニュ
マロ・ギュスト
リュカ・エルナンデス
テオ・エルナンデス
イブライマ・コナテ
ジュール・クンデ
マクサンス・ラクロワ
ウィリアム・サリバ
ダヨ・ウパメカノ
【MF】
エンゴロ・カンテ
マヌ・コネ
アドリアン・ラビオ
オレリアン・チュアメニ
ワレン・ザイール・エムリ
【FW】
マグネス・アクリウシュ
ブラッドレ・バルコラ
ラヤン・シェルキ
ウスマン・デンベレ
デジレ・ドゥエ
ジャン・フィリップ・マテタ
キリアン・エムバペ
マイケル・オリーセ
マルキュス・テュラム



