<大相撲七月場所>◇千秋楽◇26日◇愛知・名古屋IGアリーナ
大相撲名古屋場所は関脇・安青錦(安治川)が、関脇・熱海富士(伊勢ヶ濱)、大関・霧島(音羽山)との巴戦を制して、自身3度目の幕内最高優勝を遂げて幕を閉じた。そして本場所終了後、土俵上で繰り広げられた驚きの瞬間をカメラが捉えた。土俵中央から“ある物”が掘り出される貴重な様子に「え、土俵に穴が…」「何か出てきた」「初めて見た」など驚きの声が相次いで寄せられた。
それは「神送りの儀式」でのこと。この儀式は、本場所の千秋楽(最終日)の全取組が終了した後に、土俵上で行われる神事。本場所を迎えるにあたってお迎えした相撲の神様を、無事に元の場所へとお送りするために、行司の胴上げなどが行われる。
優勝インタビュー、各表彰式を終え、落ち着きを取り戻した館内に広がった珍しい光景をカメラが映し出すと、若手力士、呼出などが「ワッショイ、ワッショイ、ワッショイ」と、3度の掛け声に合わせて行司を胴上げした。残った観客も声を合わせて見守り、それが終わると盛大な拍手が響き渡った。
「これを持ちまして、令和八年七月場所は滞りなく終了いたしました」
館内アナウンスが流れ、無事、本場所を終えた次の瞬間、シャベルを持った呼出が土俵中央、仕切り線の間をザクザクと掘り始めた。この場所、土俵の中央には米や昆布、スルメなどの縁起物が埋められており、それらを無事に掘り出すと白い封筒に収めていた。この珍しい光景にファンからは「これは何してる?」「掘り起こし」「何か出てきた」「初めて見た」など驚きと興奮の声が相次ぐ事態となった。
そういった声に加え「もう名古屋場所も終わりか」「寂しいね」「15日間ありがとうございました」「明日から寂しい」といった反響も寄せられていた。早くもファンの間では“相撲ロス”が広がっているが、大相撲九月場所は、9月13日(日)から東京・両国国技館にて開催される。大関に戻った安青錦が連覇を果たすか、大の里(二所ノ関)、豊昇龍(立浪)の両横綱が横綱の意地で“待った”をかけるか、はたまた別の力士が賜杯を手にするのか――早くも九月場所が待ち遠しい。(ABEMA/大相撲チャンネル)