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2026年8月18日 11:00

侍ジャパン井口資仁新監督の原点!? “ドラ1工場”青山学院大野球部の秘密を語る

侍ジャパン井口資仁新監督の原点!? “ドラ1工場”青山学院大野球部の秘密を語る
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 2026年7月25日、侍ジャパンの新監督として井口資仁さんの就任が発表されました。侍ジャパンの監督で初のメジャーリーグ経験者となります。その「原点」は学生時代にあった!?井口さんが青山学院大学野球部の「秘密」を語ります。

直近3年で6人 ドラ1でプロ入り

 アマチュア、日本プロ野球、メジャーリーグ、そして監督…野球にまつわる「最強」のバックグラウンドを持つ井口さん。そんな井口さんを塾長に迎え、野球の教養を蓄える企画「井口塾」。東京大学野球部出身の武隈光希アナウンサーが聞きます。

 今回のテーマは「“ドラ1工場”青学大野球部の秘密」です。

 今、青学大出身者がプロ野球に多くなりました。ここ最近は、また一気に増えています。この状況をどう見ていますか?

「選手のポテンシャルが大学で出て、ドラフトも上位の選手が非常に多い。今、プロ野球に入るドラフトでは、青学大が一番多いんじゃないか」

 直近3年で6人がドラフト1位でプロ入り。なぜ青学大がこんなにもプロ野球選手を輩出しているのでしょうか?

「練習環境でしょうね。施設も整ってます。ただ、どちらかというと、やらされる練習ではなくて、自主練がメイン。それも私の時代からそうです。ずっとそのスタンスの中で、各学年10人いない。全員で練習しないと練習ができない。多すぎて練習できないとかはない」
「やらされる練習ではなくて自主練がメイン」
「やらされる練習ではなくて自主練がメイン」

 今も少数精鋭ですか?

「今もそうです。各学年10人いないぐらいです。4学年でも40人ぐらい。1クラス分ぐらいしかいない。授業に行ったら、半分ぐらいでやらないといけない」

 今、東大はアナリストも含め1学年50人ぐらい。青学大とは真逆です。その中で、どうやって練習を回しているのですか?

「1年から4年まで協力し合って、バッティングピッチャーもお互いに全部やる。全体練習が2時間」
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4年生・小久保裕紀の練習

 何時から何時ですか?

「僕らの時代は午前10時から始まって、12時には終わる。午前中だけ。そこから昼食を取って、16時、17時まで自主練です。自主練の時間がめちゃくちゃ長い」
「自分たちでやりたい練習をどうするかを、監督・コーチから言われるんじゃなくて、自分で練習を見つけて、自分でやる。もちろんロングティーをする人もいれば、筋トレに全部時間をかける人もいるし。伸びしろで一気に、みんな上がる」
「逆に言うと、やらない選手もいる。やらない選手は全くダメ。あれだけ高校で有名だったのに『大学に行って名前を聞かないぞ』という練習していない選手もいる」
「4年生に小久保裕紀さんがいた」」
「4年生に小久保裕紀さんがいた」」

 自分で考える方法は、最初からみんな知っているんですか?

「分からないです。伝統的に先輩がしていた練習をみんな見ている。自分で見つけ出してやっている。いい伝統がつながっている。僕が現役のころでいえば、4年生に小久保裕紀さんがいた」
「小久保さんがなんで長打を打てるのか。ひたすらロングティーをしている。夜はずっとウエイトしている。いいものをどんどん引き継いでいる。それが続いているからこそ、今がある」

 「井口イズム」がまだ引き継がれている可能性はありますか?

「井口イズムじゃない(笑)。安藤寧則監督に聞いても、『僕、何もやってないんです』って言う」
「当時の河原井正雄監督は、2時間の練習が終わったら、帰ってました」
「逆に言うと、今の時代にすごく沿っていると思う」
「今の時代にすごく沿ってる」
「今の時代にすごく沿ってる」

 井口さんにも合っていましたか?

「合ってました。國學院久我山高校がそういう高校だった。2時間しか練習できなくて、18時には完全下校。自分としては、本当にやりやすかった。困った時や悩んだ時に、自分でどうやって打破できるか。自分で解決できる力が高校・大学からついていた。そういう意味では、プロで壁に当たった時、クリアできた」
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2年秋に8本塁打で三冠王

 青学大は、大学野球の中でも超名門。その中で井口さんは、名だたるタイトルを総ナメ。今も記録を持っています。

「今もホームラン記録はまだありますかね。年間で12本」

 東都大学リーグは年間20数試合ある中で、2試合に1本ぐらいホームランを打っている。それだけで、大学時代いかにスターだったかがよく分かります。大学時代の自身を振り返ってみてどうでしたか?

「最初の1年は春にホームラン1本だけだった。1年の秋、2年の春は0本。2年の春まで1本しか打ってない。しかも、打率が2年の春は1割台。『これはもうプロに行けない』と自分で思って、筋トレとか色んな練習をし出して、2年の秋に8本塁打で三冠王。そこからホームランが一気に伸びた」
「2年の秋に8本塁打で三冠王」
「2年の秋に8本塁打で三冠王」

 東都大学リーグは、レベルが高いと感じましたか?

「高い。どの大学もエースがプロに行く。球も速いし、変化球も切れているし。とんでもないところに来ちゃったなと。さすが“戦国東都”。六大学は人気ですけどね(笑)」
「この間の早慶戦を見たら、プロでもこんなに観客が入らないんじゃないかっていう中でやっていて、びっくりしました」

 東大として早慶戦に行くんですけど、3万人も入っている。やりたくてもできない。

「うちなんかガラガラ。神宮球場から一番学校が近いのに。すぐそこに学校があるのに、誰も応援に来ない(笑)」
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秘密は徹底的な「自主性」

 他の大学がまねできるところは?

「他の東都の学校の話を聞くと、人数が多くて、やらされる練習が多くて。本当に真逆。自分に合っているのは、青学大だと思った。これをまねしろと言うのは難しい」
青山学院大学時代の井口資仁(1994年)
青山学院大学時代の井口資仁(1994年)

 「プロ養成所」と言われる青学大。その秘密は徹底的な「自主性」ということでした。

(テレビ朝日スポーツ【公式】YouTube「井口塾」から)

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