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いよいよ佳境を迎える夏の甲子園ですが、ビデオ検証や女性審判など初めての試みもありました。変化する高校野球界。それは歴史ある伝統校でも起きています。注目された女子部員をヒロド歩美キャスターが取材しました。
求められた「強い覚悟」
ベンチから笑顔で声援を送るのが、仙台育英の星よつはマネージャー(3年)。
創部96年目という長い歴史の中で、実はマネージャーを含め、部員は男性しかいませんでした。
よつはさんは仙台育英初の女性部員。さらに学生コーチとして、選手とともに汗を流しています。
「(Q.女子野球部に入るとか、いろんな道があった中でどういう経緯?)仙台育英の野球部を小学生の時点で志して、中学の時から須江監督に『ぜひ仙台育英野球部に携わらせて下さい』と、須江監督は何度もお話を聞いてくれた」
父は仙台育英からプロ野球選手となった星孝典さん。その背中を追って小学2年生から野球を始め、仙台育英学園秀光中学に進学しました。
そして中学2年生の時に須江航監督を訪ね、入部を直談判。すると、3つの条件をクリアすることを求められたといいます。
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1つ目は、学生コーチとしてノックができること。2つ目は、データ入力に必要なパソコン業務ができること。そして3つ目について、須江監督はこう語ります。
「きっと初めてのことで注目してもらえるので、いろんな声が聞こえてくるから、そういう時に自分が強い心で迷わずやり切れるくらいの覚悟があれば」
求められたのは「強い覚悟」。よつはさんは3つの条件すべてを満たし、信頼を勝ち取りました。
「中学3年生の夏から秋くらいに『ぜひお願いします』。握手を交わしました」
「(Q.握手を交わした瞬間はどんな気持ち?)泣きました。泣きながら『ありがとうございます』と握手して」
「(Q.握手を交わした瞬間はどんな気持ち?)泣きました。泣きながら『ありがとうございます』と握手して」
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悔し涙も…「覚悟の証」
覚悟を決めて入部したよつはさんに対し、須江監督の要求も一切妥協はありませんでした。
「須江監督がよくおっしゃられるのは、スコアラーも21人目の選手。こういう球がこの回多かった。外野の守備浅くない?深くない?そういったことに少しでも気づけるのは、野球経験があったから」
ともに歩んできた4番・田山纏選手(3年)はこう話します。
「星にいろいろ聞いたらアドバイスをくれるので。欠かせない存在」
今大会、ベンチから必死に声を出す姿も見られました。
準々決勝で流した悔し涙。それは2年半、仲間と戦い抜いた「覚悟の証」でした。
「前例がない挑戦だったので、受け入れてくれた須江監督や指導者のみなさんには感謝を伝えたい。難しいところにいる自分を支えてくれたり、助けてくれたのはチームメイトのみんな。今まで自分の存在を支えてくれて、ありがとうと伝えたい」
(2026年8月19日放送分より)
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