2026-27シーズンのプレミアリーグが現地21日(日本時間22日)に開幕しました。日本サッカーにとって歴史的なシーズンとなります。今季、プレミアリーグのクラブに所属する日本人選手が過去最多となる10人に達しました。三笘薫、遠藤航、鎌田大地、冨安健洋、田中碧、前田大然、守田英正、坂元達裕、高井幸大、鈴木彩艶の10人が9クラブに所属し、世界最高峰のリーグで日本人選手の存在感がこれまで以上に高まっています。
(ロンドン支局 神山晃平)
今夏はワールドカップ後に日本人選手の移籍が相次ぎ、今季は10人のうち5人がプレミアリーグ初挑戦となります。
日本代表GKの鈴木彩艶は、イタリア・セリエAのパルマからアストン・ヴィラへ加入しました。日本人GKがプレミアリーグのクラブに所属するのは史上初。日本代表の守護神が、世界最高峰のリーグに挑戦します。
前田大然はスコットランドリーグ王者のセルティックからイプスウィッチ・タウンへ移籍しました。豊富な運動量とスピードを武器とする前田選手が、プレミアリーグでどのような存在感を示すのか注目されます。
スポルティングでポルトガルリーグ優勝を経験した守田英正は、ハル・シティへ加入しました。中盤でのボール奪取やゲームメーク、戦術理解力を生かし、昇格クラブの中盤を支える役割が期待されています。
坂元達裕はコベントリー・シティの昇格メンバーとしてプレミアリーグに初挑戦します。右サイドを主戦場とする坂元選手のドリブルやチャンスメークが、最高峰の舞台でどこまで通用するかが注目されます。
高井幸大は、昨シーズンにトットナム加入後、ドイツのボルシアMGへ期限付き移籍し、ブンデスリーガで経験を積みました。欧州トップレベルのリーグで実戦経験を重ね、トットナムでプレミアリーグデビューを目指します。
さらに、プレミアリーグ経験者の冨安健洋も新天地でシーズンを迎えます。
冨安は今夏、クリスタル・パレスへ加入し、鎌田大地との日本人コンビが実現しました。2021年にアーセナルへ加入すると、ディフェンスのさまざまなポジションでプレーできる高いユーティリティー性を発揮し、対人守備の強さや戦術理解度の高さで評価を高めました。
一方で度重なる負傷にも悩まされ、2025年にアーセナルを退団。その後、オランダのアヤックスでプレーし、ワールドカップを経て再びプレミアリーグの舞台に戻りました。新天地での復活を目指します。
すでにプレミアリーグで実績を積み重ねている三笘薫は、今季から背番号を7番に変更しました。ブライトンの攻撃をけん引する存在として、さらなる活躍が期待されています。
リバプールの遠藤航は豊富なプレミアリーグ経験を生かしてチームを支え、リーズ・ユナイテッドの田中碧も中盤の重要な戦力として期待されています。鎌田もクリスタル・パレスで攻撃の中心の一人として、新シーズンでのさらなる飛躍が期待されます。
昇格クラブから上位を争うクラブまで、日本人選手が幅広いチームに所属する状況は、プレミアリーグにおける日本人選手への評価が新たな段階に入ったことを示しています。
これまでプレミアリーグでは、稲本潤一、吉田麻也、香川真司、岡崎慎司らが日本人選手の道を切り開いてきました。その流れは現在の世代へと受け継がれ、今や10人もの日本人選手が所属するまでになりました。
2026年ワールドカップを経て日本人選手への世界の注目が高まる中、プレミアリーグが21日に開幕しました。10人のうち5人がプレミアリーグ初挑戦です。
さまざまなクラブ、さまざまなポジションで日本人選手が存在感を示す2026-27シーズンは、日本サッカーの歴史に残る一年となりそうです。








