【明治安田J1リーグ】浦和レッズ 3−2 横浜F・マリノス(8月29日/埼玉スタジアム2002)
驚異的なロングフィードだった。浦和レッズの守護神・西川周作が前線へと送り届けた60m超えのキックがゴールをお膳立てすると、その技術の高さにファンも驚愕している。
8月29日、明治安田J1リーグ第4節で、浦和レッズはホームで横浜F・マリノスと対戦。数々の修羅場をくぐり抜けてきた元日本代表GKが攻撃で決定的な仕事をしてみせた。
0ー1で迎えた40分のことだ。自陣ゴール前で足元にボールを置いた西川は、相手のプレスを前にして、左足を小さく振り抜いて縦パスを供給。鋭い弾道を描いたボールはおよそ60m先の相手ゴール前に到達すると、これに抜け出したFWマテウス・サヴィオがツーバウンドしたところで右足ボレー。これは横浜FMのGKルベン・ブランコに弾かれたものの、こぼれ球を押し込んで同点に追いつくことに成功した。
このゴールに、解説を務めた福田正博氏は「西川の良さが出た。それに対してうまくマテウス・サヴィオが反応しましたよね」と言及。さらに「ゴールキーパーのキックはやはり武器になりますよね。今はサッカーがハイラインになっていますから(相手の背後を突くロングフィードは)非常に有効になっていますよね」と西川のプレーを称賛した。
また、実況を務めた下田恒幸氏も、「かつてブラジル代表で活躍したエデルソンを彷彿とさせる素晴らしいフィード」とそのキックの精度を形容して伝えた。
結果的にアシストこそつかなかったものの、“ほぼ”アシストを記録した西川のプレーにはファンもリアクション。「これぞ西川周作だよ」「40にもなってあれ発動できるの神すぎる」「西川のキックも絶妙だった!」「ホント素晴らしい良いキックだった」「素晴らしいキック、芸術作品」と、驚きと称賛の声が集まった。
なお、試合はその後、点の取り合いとなり、最終スコアは3−2と浦和が逆転勝ち。開幕4試合目にして待望の今季初勝利を飾った。 (ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)