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グッド!モーニング

2026年11月7日 11:00

「令和のマオちゃん」島田麻央 憧れの五輪を胸に

「令和のマオちゃん」島田麻央 憧れの五輪を胸に
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 10月23日から25日にかけて行われたフィギュアスケートのグランプリシリーズ・フランス大会で、ミラノ・コルティナオリンピックの銅メダリスト・中井亜美選手が逆転優勝を飾りました。その中井選手がジュニア時代、一度も勝てなかった相手がいます。「令和のマオちゃん」と呼ばれる島田麻央選手(17)です。

シニア初の国際大会で優勝

 9月に行われたフィギュアスケートの国際大会。高難度のジャンプを次々と決めた島田選手は、シニア初の国際大会でオリンピックのメダリストらを抑え、いきなり優勝しました。

 期待のニューヒロインは、大好きなサンリオとも縁がつながり、10月にスポンサー契約を発表するほどの注目度の高さです。

 大きな注目の中で迎えたシニア1年目。今の心境を聞きました。

島田麻央選手
島田麻央選手
島田選手
「本当にワクワクしていて、初のグランプリシリーズもすごく楽しみです。他のシニアの選手に追いつけるように練習できているので、すごく前向きな気持ちでできていると思います」
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浅田真央に憧れ…39連勝

 挑戦を楽しむ姿勢。その原点は、中学時代の取材で語っていました。

当時14歳の島田選手
当時14歳の島田選手
インタビュアー
「憧れの選手は?」
島田選手
「浅田真央さんです。トリプルアクセルをずっと試合で挑戦している姿が好きなのと、見ている人を笑顔にしてくれる演技が好きです」

 浅田真央さんといえば、オリンピック銀メダルや世界選手権3度優勝といった実績だけでなく、日本中から愛され、フィギュアスケートの普及にも大きく貢献した名スケーターです。島田麻央選手の「まお」という名前も、お母さんが大ファンだった浅田真央さんにちなんだものです。

5歳でスケートを始めると才能が開花
5歳でスケートを始めると才能が開花

 浅田さんと同じ5歳でスケートを始めると、その才能はみるみる開花。中学2年生で世界ジュニアを制覇しました。14歳4カ月での優勝は、浅田さんの記録を塗り替える日本勢最年少の快挙です。しかもその舞台は、浅田さんと同じカナダ。まさに「令和のマオちゃん」です。

浅田さんの母校に進学
浅田さんの母校に進学

 高校も、浅田さんが通った中京大中京高校へ進みました。リンクではさらなる快進撃を見せ、史上初の世界ジュニア4連覇を含め、ジュニア無敗の39連勝を成し遂げました。

住田紗里アナウンサー
「こちら、すごい記録だと思うんですけども」
島田選手
「悪い時もたくさんあったので、そこを乗り越えるのがすごい大変だったんですけど、自分の練習、自分のジャンプを信じてやり切れたというところが良かったのかなって思います」

 時にはショートで出遅れても、フリーで逆転し、勝利を重ねてきました。

島田選手
「絶対逆転するという思いもあったと思いますし、フリーはショートより得意としていたので、その分自信があったので」
フリーの方が長くジャンプも多いが…
フリーの方が長くジャンプも多いが…
住田アナ
「素人で申し訳ないんですけども、フリーのほうが長いですし、跳ぶジャンプも多いじゃないですか」
島田選手
「私はすごくジャンプが得意だったので、ジャンプが多いほうが自分にとってはプラスだったので、フリーのほうが得意と思っていました」
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小6で4回転 武器はバネ

 島田選手は、ジャンプのレベルもけた違いです。浅田真央さんの代名詞だったトリプルアクセルをジュニア時代から武器にしてきました。女子のトップ選手でも難しい4回転トウループは、小学6年生で成功させています。

中田璃士選手も驚くほどの数値を記録
中田璃士選手も驚くほどの数値を記録

 その大技を支えるのが、体のバネです。トップ選手の体力測定で、着地の反発を使って跳ぶリバウンドジャンプに臨みました。フィギュアスケートのジャンプにも通じる測定で、男子選手も驚くほどの数値を記録しました。

中田璃士選手
「跳びすぎ」
スタッフ
「これすごい記録。陸上の高跳び選手でも、70の記録でない。陸上やってもいい選手になれたかも。それくらいジャンプ力はすごい」

 持ち前の身体能力に加え、研究熱心な一面もあります。あるイベントでは、体操のオリンピック金メダリスト、橋本大輝選手に回転のコツを質問しました。

橋本大輝選手に回転のコツを質問
橋本大輝選手に回転のコツを質問
橋本大輝選手
「引っ張った時に、こっちの肩をあげながら引っ張ったら最後までまっすぐひねれるから。ちょっとだけ意識した方がいい。高さもでるし回転力も出るから」
島田選手
「はい」
さまざまなジャンルのダンスを練習中
さまざまなジャンルのダンスを練習中

 今シーズンは、表現力の強化にも着手。ヒップホップを中心にさまざまなジャンルのダンスを学んでいます。ここは「EXPG STUDIO」。EXILEなど多数の有名アーティストを抱えるLDHグループが、アーティスト、ダンス、ボーカル、演技など、すべてのエンターテイナーの育成を目的として運営するスクールです。

島田選手
「バレエしかやってこなくて、バレエの曲以外をフィギュアスケートで使う時にリズム感が全然なくて踊れなかった」

 苦手意識があったという島田選手。インストラクターの評価は―。

YO-SUKEさん
「体の使い方がすごく勘がいいというか、元々身体能力も高いし、初めてやることに対する飲み込みも早いですし、すごい勢いで上達しているなというのは感じます」
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経験を次の挑戦へ

 去年12月、ミラノオリンピックの代表選考を兼ねた全日本選手権で2位となった島田選手。しかし、オリンピック期間中、その姿はテレビの前にありました。

年齢制限により出場がかなわず
年齢制限により出場がかなわず

 憧れの舞台には、島田選手と同学年の中井亜美選手が出場し、銅メダルを獲得。島田選手は生まれ月が4カ月届かず、年齢制限により出場がかないませんでした。日本勢の活躍を画面越しに見つめながら抱いた思いは。

島田選手
「オリンピックジャージを着て写真を撮ってるところを見ると、オリンピックの選考の対象になりたかったなというふうに思った」

 実は、憧れの浅田さんも、かつて同じ壁にぶつかっていました。トリノオリンピック直前のグランプリファイナルで優勝するも、夢の舞台には立てなかったのです。

「この4年間を頑張りたい」
「この4年間を頑張りたい」
島田選手
「同じように年齢制限で出られなくて、また後のオリンピックで出ることが浅田真央さんはできていたので、私も今回は出られなかったけど、次は絶対出ようという気持ちになりました。良い経験も悪い経験もたくさんして、たくさん学んで、最終的に4年後に自分が思い描いていた演技ができるようにこの4年間頑張りたいなと思います」

(「グッド!モーニング」2026年10月29日放送分より)

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