【UEFAチャンピオンズリーグ】PSV 1-2 クルブ・ブルッヘ(日本時間11月5日/PSVスタディオン)
PSVに所属する日本代表MF佐野航大が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で自身初ゴールをマークした。ペナルティエリア内でのこぼれ球に素早く反応し、相手守備陣を無力化させた巧みな“足裏トラップ”からの同点弾。鮮烈な一撃を呼び込んだ高い技術を識者も称賛し、実況も「なるほど!」と唸った。
PSVは日本時間11月5日、CLのリーグフェーズ第4節でクルブ・ブルッヘをホームに迎えた。インサイドハーフとして先発出場した佐野は、0-1のビハインドで迎えた54分に歓喜の瞬間を迎える。押し込んで試合を進めるPSVは、右サイドを突破したルシャレル・ヘールトロイダがグラウンダーのクロスを供給。フース・ティルがダイレクトで合わせたシュートは相手DFにブロックされたものの、ゴール前にこぼれたボールへ佐野が猛然と走り込んだ。
特筆すべきは、シュート直前のトラップだ。トップスピードでボックス内へ進入した佐野は、バウンドしながらこぼれてきたボールを右足の足裏で前方のスペースへ押し出すようにコントロール。流れるような一連の動作で完璧なシュートスペースを作り出すと、間髪を入れずに右足を振り抜いた。相手DFホアキン・セイスに当たってコースが変わったボールは、GKの逆を突いてゴールネットへと吸い込まれた。
「これ足の裏で押してるんだよね」宮澤氏も絶賛
この高い技術が凝縮された同点弾に、中継で解説を務めた元日本代表の宮澤ミシェル氏と実況も唸った。宮澤氏が「これ足の裏で押してるんだよね」「足の裏ってトラップする時に弾まないので、ピュッとこう…スペースに(ボールを)出しておいて(シュートを)打ってるんだよね」と、足裏を使った巧みなコントロールの意図を解説。
実況が「なるほど! 高い技術ですね」と感嘆の声を上げると、宮澤氏はさらに「インサイドでトラップすると、もうちょいスペースが必要になったりするけれど、あの走りながらのトラップ、足の裏でトンと出して…うまかったね」と続け、狭い局面で一瞬の隙を見逃さずスペースへ持ち出した佐野の技術の高さ大絶賛した。
この高い技術に、SNS上のファンも沸騰。「チャンピオンズリーグ初ゴールまじで鳥肌立ったわ!」「足裏コントロールから同点弾ぶち込むとか大舞台で結果残しすぎて凄すぎるでしょ!」「あの足裏のコントロールからのシュート、上手すぎる!」などの反響が相次いで寄せられた。
PSVはボール支配率61%を記録し、シュート数でも相手の8本を大きく上回る22本(枠内7本)を放つなど猛攻を展開。しかし65分に勝ち越しゴールを許し、1-2で痛恨の敗戦を喫した。
それでも、インサイドハーフとしてフル出場した佐野は攻守両面で存在感を示し、欧州の舞台で確かな爪痕を残した。(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)