【ブンデスリーガ女子】バイエルン女子 3-1 ブレーメン女子(日本時間11月7日/FCバイエルン・キャンパス)
バイエルン女子のMF谷川萌々子が供給した“完璧なギフトクロス”が、よもやのシュートミスでアシスト未遂に。世界最高峰のストライカーらしからぬ痛恨のミスに、現地実況やファンも騒然となった。
日本時間11月7日のブンデスリーガ女子第9節で、バイエルン女子はブレーメン女子とホームで対戦。来週に女子チャンピオンズリーグ(女子CL)を控えるなど過密日程とあってか、今シーズン初のベンチスタートとなった谷川だったが、64分からピッチに投入される。
すると1点リードで迎えた87分、谷川は華麗なターンからの30m独走ドリブルで絶妙なラストパスを通してチーム3点目をアシスト。さらに、その2分後にも決定機を演出する。
バイエルンは敵陣右サイドでフリーキックを獲得。キッカーの谷川がボールをセットすると、そこにデンマーク代表FWのペルニレ・ハーダーが歩み寄り、口元を隠して何やら耳打ちをして短い会話をかわす。コンビネーションを確認したように見えた。
主審の笛が鳴ると、谷川は右足で鋭いクロスを供給。ファーサイドから中央へ完璧なタイミングで走り込んだハーダーは、相手のマークを完全に外してフリーの状態でジャンプ。あとは頭で合わせるだけだったが、ボールを上手く捉えられず、ヘディングシュートは無情にもゴールの枠を外れてしまった。
「ハーダーそれ決めてー」の声も
欧州最優秀選手を2回、女子CL最優秀選手を5回も受賞するなど世界トップクラスとして知られるハーダーの信じられないミスに、現地の英語実況も「オー!ペルニレ・ハーダー!」と絶叫した。
さらに、「まさにハーダーへの究極のギフトだった! 彼女がこんなチャンスを逃すなんて。相手を引き剥がして完全にノーマークだったのに、ヘディングのコースを狙う時間もスペースも十分にあったのに、外してしまいました!」と驚きを持って実況した。
この一部始終にはSNS上のファンも呆然。「完璧なのに!」「ハーダーさん?」「ハーダーそれ決めてー」「おいハーダー姉!」「優しいクロスだったのに」「ギフトクロスからのヘディングが…」「完全にフリーだったのに…」など、谷川の完璧なボールに対する称賛と、ハーダーへの愛あるツッコミが入り交じった。
追加点こそならなかったものの、バイエルンは26分間の出場で5回の決定機を演出した谷川の活躍もあり、3-1でブレーメンを撃破。破竹の開幕9連勝を飾り、昨シーズンから続くリーグ戦の無敗記録を「51」に伸ばして首位を独走している。
続く日本時間11月11日のパリSG戦(UEFA女子チャンピオンズリーグ)、同15日のヴォルフスブルク戦(ブンデスリーガ女子)でも、谷川の活躍からは目が離せない。
(ABEMA de DAZN/ブンデスリーガ女子)