中国政府は、イギリスで見つかった変異した新型コロナウイルスは中国製の新型コロナワクチンの有効性に影響がないと明らかにしました。
中国国家衛生当局は9日午前に行われた記者会見で、中国製の新型コロナワクチンは「イギリスで見つかった変異ウイルスにも同じ中和力を持っている。現段階では、変異したウイルスはワクチンの有効性に影響がない」と述べました。
また、国内でこれまでに約2万5000カ所の接種会場が開設され、延べ900万人以上にワクチンを接種したと明らかにしました。
そのうち10万人に6人の割合で異常反応があり、大部分がアレルギー性発疹で腫れやむくみが生じる血管性浮腫なども起きたということです。
また、中国政府はワクチン接種を全国民に無料で実施する方針を示しましたが、強制的か自発的かについては明確にしませんでした。
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