経済

2013年4月12日 20:10

“オープンな協議を”西武が主要株主に呼びかけ

2013年4月12日 20:10

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 西武ホールディングスの後藤高志社長は、筆頭株主である「サーベラス」との経営方針を巡る対立を打開するため、ほかの株主も交えた協議を呼びかけました。

 西武ホールディングス・後藤高志社長:「サーベラス、政策投資銀行、農林中金にも入ってもらって、オープンで公正な透明性の高い協議をしたい」
 後藤社長は、サーベラスだけでなく、主要な株主である政策投資銀行や農林中金も交えた協議の場を提案しました。TOB=株式公開買い付けや新しい取締役の選任などサーベラスの要求も含めて、再上場に向けた話し合いを進めたいとしています。ただ、その一方で、今月5日にサーベラスがTOBの比率を引き上げて44.6%の取得を目指していることについて「経営支配を強めるので、強く反対する」と述べ、株主に対してTOBに応募しないよう求めました。

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