JA全中=全国農業協同組合中央会の萬歳会長はTPP=環太平洋経済連携協定について、秘密裏に進められている異質な貿易交渉だとして参加反対を改めて主張しました。
JA全中・萬歳章会長:「国家の主権を揺るがしかねない重大な問題を含むので、TPPの参加にはあくまで反対」
7日午後、日本外国特派員協会で会見した萬歳会長はUSTR=米通商代表部に対して、日本の交渉参加が承認されたことへの遺憾と、農業は他の経済分野と異なる交渉が必要であるという内容の意見書を提出したことを明らかにしました。意見書は去年1月に続いて2度目となります。萬歳会長は9日から13日までアメリカを訪問し、USTRや農業団体と面会して日本の農業者の考えを訴えるとともに情報収集も行う予定です。
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