カネボウ化粧品の美白商品で肌がまだらに白くなる「白斑」の被害が出た問題で、カネボウは、症状が確認された人数が4日時点で5702人になったと発表しました。
カネボウは、症状が疑われる人に対して訪問調査を行っていて、白斑が確認された人数は4日時点で5702人に上ったということです。先月28日時点の4061人から増加しています。このうち、3カ所以上の白斑や5センチ以上の白斑があるといった重い症状が確認されたのは2424人になりました。一方、9日午前、カネボウの夏坂社長は消費者庁を訪れ、自主回収後、初めて阿南長官と会談しました。これまでの経緯や再発防止策などを説明したとみられます。カネボウによりますと、回収した製品の数は、すでに当初、想定していた数を超えていて、ほぼ回収できたとみています。
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