白物家電の業界団体である日本電機工業会は、7月の国内出荷実績について、猛暑の影響でエアコンが7月としては過去最高の出荷台数になったと発表しました。
7月の前半に猛暑日が多かったことから、ルームエアコンや冷蔵庫の販売が好調で、エアコンの出荷金額は前の年の同じ時期から12.3%増加の1301億円でした。出荷台数は11.4%増加の169万8000台と、1972年の調査開始以来、7月としては過去最高を記録しました。一方、冷蔵庫の出荷金額は6.0%増加の550億円でした。白物家電全体としても、エアコンと冷蔵庫が全体を引っ張る形で5.6%増加の2687億円となりました。直近の10年間では、記録的猛暑と家電エコポイント制度で好調だった2010年7月に次ぐ水準となりました。
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