経済

2013年10月4日 19:35

「認識甘く痛恨の思い」みずほ“暴力団”融資で会見

2013年10月4日 19:35

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 みずほ銀行が暴力団関係者への融資を知りながら放置していた問題で、法令順守担当の岡部副頭取は「対応に甘さがあった」と謝罪しました。

 みずほ銀行・岡部俊胤副頭取(法令順守担当役員):「多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを心から深くおわび申し上げます」「認識が甘くなったことが痛恨の思い」
 信販会社を通じた暴力団関係者との多額の取引を2年以上も放置した問題について、みずほ銀行の岡部副頭取は、この報告が当時の役員までしか上がっていなかったことを明らかにし、「意識が低く、認識が甘かった」と述べました。責任問題については、事実を知っていながら対処しなかった当時の役員までさかのぼり、厳正に対処したいという考えを述べました。また、外部の専門家による第三者委員会を立ち上げ、放置した原因など真相究明に取り組むほか、銀行内に専門委員会を設置し、改善策を検討することも発表しました。

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